#1 生命の萌芽
こんにちは。Shungoです。
上の写真、ぼくが撮ったんです。なかなか、いい感じじゃないですか?
ね?いいでしょ?妻のお腹にベビーがいるとわかった日、色んな形で喜びを表現したくて、エコー写真をあれやこれやと試行錯誤しながら、そこにあった影にかざして撮りました。妻の友人から、そんなオシャレにエコー写真撮らんでよろしいと言われました。はい。
既に親バカ炸裂してる感がありますが、父親日記なるものを書いていく所存です。「幸せ自慢か」と思われるかもしてませんが、そんなことはありません。どうしようもない男が父親になるまでのルポルタージュだと思っていただければ幸いです。どうぞお付き合い下さい。
今回は記念すべき第1回。妊娠が発覚した時のことを書いていきます。
2019年10月。
妻のお腹の中に新しい生命が宿りました。
産婦人科で妊娠検査を受ける1週間ほど前、妻の体調は、
☑生理が来ない
☑熱っぽい
☑イライラする
☑めちゃくちゃ眠い
さらに、
☑検査薬が陽性
と、完全に妊娠リーチがかかっており、あとは病院でビンゴにしてもらうだけ、という状況でした。
ぼくたち夫婦は、いそいそと二人で産婦人科へ赴き、待合室で待ちました。
ぼくがたまご倶楽部かなんかの雑誌に目を通していると、妻の名前が呼ばれて、妻は診察室に入っていきました。
数分後、
エコー写真を手にした妻が、
満面の笑みで戻ってきました。
え?!
(いやいや、俺も来た意味っ!!!)
(結果発表の瞬間に立ち会ってないんですけど!!!)
という心の声はいったんおさえて、
妻と一緒に喜びを噛み締めました。
その日の日記を見返すと「まだ実感はない」とあります。でも、確実に、妻のお腹の中に新しい生命が宿っていることがわかり、心から嬉しかったのを覚えています。一生のうちに、そう何度も感じることができない感情でした。
産婦人科をあとにしたぼくたちは、歩いて家に戻りながら、男の子か女の子か、名前は何にするかという話をしました(気が早い)。
家に帰り着いてからは、何度もエコー写真を見返しました。そして、かっちょよくシャドウにかざして写真も撮りました。
一段落して、実家の両親にFaceTimeで報告。これまで、子供の話なんてこれっぽちもしていなかったので、ふたりとも画面の向こうで驚き、また、喜んでいる様子。
義理のお母さんは花束を買って仕事から帰っきました。
義理のお父さんは「おめでとう。頑張ってね。70歳まで働かないといけないね!」と声をかけてくれたのを覚えています。
生まれてきた赤ちゃんには、この日、みんな喜んでいたよ、ということを伝えたいと思います。そしてこの日から、誕生の瞬間まで、元気で生まれてきてくることを、みんな願っていたということも伝えるつもり。
そして、またこの日から、あなたの父親は、スマホのロック画面を幼少期の妻の写真に変更し、きっとこんな子が生まれてくるんじゃないかと、あなたに見立てて毎日毎日、首をキリンにして、誰よりも心待ちにしている話も伝えるつもりです。
以上、第1回父親日記でした。
次回もお楽しみに〜!
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