見出し画像

もしかしてあなたも?敏感すぎる自分に悩む人がビジネスで輝ける理由とその闇

・はじめに

HSP(Highly Sensitive Person)としてビジネスをしていると、「他人の感情に敏感すぎて疲れてしまう」「SNSで他人の成功を目にするたびに自分と比べてしまう」と感じることはありませんか?共感力の高いHSPは、お客さんの本質的な悩みを深く理解し、ビジネスで大きな強みを発揮する一方で、エネルギーを過剰に消耗しやすく、自己批判に陥りやすいという側面もあります。

この記事では、HSPの特性がビジネスにどのように影響しているのか、具体的な事例を交えながら紹介します。HSPならではの深い情報処理能力や共感力をビジネスの強みとしてどう活かすか、そしてHSPであることによる自己比較やエネルギーの消耗が起きていたかについてもお伝えします。これを読むことで、心の平穏を保ちながらビジネスを成長させるためのヒントを得ることができるでしょう。

私自身もHSPであり、SNSビジネスで成功も失敗も経験してきました。そんな私の経験を通して、HSPとしての強みを活かしながら心の平穏を保ち、ビジネスとライフスタイルを両立させる方法を一緒に見つけていきましょう。



・言葉にできない悩みを引き出すHSPの強み:深い情報処理能力が生むビジネス成功

HSPの共感能力や深い情報処理の特性を活かすことで、他人の感情やニーズを的確に把握し、本質的な悩みを深く理解することができます。例えば、過去に「売上を上げたい」と相談されたお客様がいましたが、話をよく聞いてみると、実は旦那さんとの関係に悩んでいることが判明しました。そこで、売上向上のアドバイスを行うと同時に、旦那さんとの関係の改善にも取り組んでいただいた結果、「もう離婚を考えていましたが、夫との関係が良くなり、ビジネスにも協力的になって、感謝できるようになりました」と報告を頂きました。さらに、それまで売上がほとんどなかったところから月の売上が270万円アップしました。HSPの特性によって、個々の顧客に合わせた質の高いサービスや解決策を提供できることが、信頼関係の構築に大いに役立っています。

また、HSPは顧客が言葉にできていない潜在的な悩みを捉え、それを言語化する力を持っています。例えば、約5年前に作った借金を返済することに悩んでいたお客様は、最初は「もっと稼いで借金を返済したい」と考えていました。しかし、よく話を聞いてみると、実は自尊心の低さから本当に欲しいものがわからなくなっており、お金を適切に使えていないことが問題でした。そこで、価値観を明確にするセッションとミニマリズムを生活に取り入れてもらった結果、「来月の返済が心配でしたが、予想外にまとまったお金ができました」との報告がありました。HSP特有の感受性の高さと情報処理能力は、顧客がまだ気づいていない深い問題を理解し、ビジネスにおいて独自の価値を提供する力となっています。

こうした深い理解によって、顧客に対する提供価値が大幅に向上し、高額で契約を頂くことも増えます。また、他者が気づかないニーズに先回りして対応することで、競争の少ない独自のポジションを築くことも可能になります。

HSPの特性は、ビジネスにおいても強みとなり、共感力や感情の理解、深い情報処理を活かして顧客満足度を高めると同時に、独自のポジションを取ることができます。強みとは、必ずしもポジティブな経験だけを意味するものではありません。私自身、HSPであることで音に敏感すぎたり、疲れすぎると1日の睡眠が15時間以上になることがありますが、同じ悩みを持つHSPの方々と共感し合うことで、理解し合える場が生まれます。他の人には理解されにくい「弱み」も、同じような悩みを持つ人にとっては共感を呼び、「この人なら相談できる」と選ばれることに繋がるのです。ビジネスでは強みや得意が重要だと言われますが、私は弱みや不得意、苦手な部分も強みとして活かせると考えています。

・他人の成功に惑わされるHSPの課題:SNSでの自己比較とプレッシャーに対処する

HSPとしての共感力の高さゆえに、友人や知人から無償で相談を受けることが多く、結果的にエネルギーを消耗してしまうことがあります。他人の問題に深く共感しすぎることで、無意識に自分自身が圧倒される感覚に陥ることも少なくありません。また、自己省察を通じて他人と自分を比較しやすく、「自分には何ができるのか?」「本当に価値があるのか?」といった疑念に悩まされ、自己批判が強まることがあります。特にSNS上で他者の成功や成果を目にするたびに、「自分が間違っているのでは?」という不安やプレッシャーを感じ、結果として自尊心が低下してしまうこともあります。

また、HSPは責任感が強いため、期待通りの結果が出ないと強い罪悪感を抱き、その重圧に押しつぶされることがあります。お客様やクライアントの感情に過剰に寄り添いすぎ、相手のネガティブな感情に引きずられて疲労感を抱えることも多いです。このようなエネルギーの消耗は、HSP特有の課題であり、ビジネスへの影響も無視できません。

さらに、SNSで見かける「情報商材は詐欺」「高額コンテンツを買う人はカモにされている」などの批判や否定的なフィードバックにも過敏に反応してしまいます。これらのネガティブな発言に対して深く傷つき、モチベーションが低下することも少なくありません。「本当にこのビジネスはお客様のためになっているのか?」と自信を失い、自分のやっていることに疑問を持つようになってしまいます。

また、情報過多の現代において、他人と比べ続けることで疲れてしまうこともあります。HSPとして、こうした課題に直面する中で、いかにエネルギーを効率的に管理し、心の平穏を保つかがビジネスの成功に大きく関わってくるのです。

・まとめ

HSP(Highly Sensitive Person)としてSNSビジネスに携わる際、多くのHSPが「他人の感情に過剰に敏感になり、疲れてしまう」「SNS上で他人と自分を比較して自己批判に陥る」といった悩みを抱えています。この記事では、HSPがその特性を活かしてビジネスで強みを発揮しつつ、実際に起きていたネガティブな側面についてもお話しました。

<ポイント>
・HSPがビジネスで発揮できる強み:共感力と深い情報処理能力を活かしてお客さんの本質的なニーズに応える方法
・お客さんの悩みを言語化する力:HSPだからこそ見抜ける潜在的な問題と、その解決による成功事例
・自己比較とプレッシャーに対処する方法:SNSでの他者との比較によるストレスとHSPならではのプレッシャー
・エネルギー管理の重要性:HSPがビジネスにおいて持続可能な働き方をするためのエネルギー管理が必須

<要点>
1.HSPの特性は、深い共感力と情報処理能力によってお客さんの言語化できない悩みを引き出し、ビジネスにおいて独自の強みとなる。
2.成功事例:お客さんの本質的な悩みに応えることで、売上アップや顧客満足度の向上に繋がることが多い。
3.自己比較:SNSビジネスで他者の成功に敏感すぎるHSPは、自己比較によるエネルギーの消耗に注意が必要。
4.エネルギー管理:他人の感情に共感しすぎることで消耗しないように、自分自身のエネルギーを効率的に管理することが大切。

この記事をここまで読んでくださり、ありがとうございます。HSPとして自分でビジネスをすることは、時に困難かもしれませんが、その特性を強みに変える力は皆さんの中にあります。あなたがこれまで頑張ってきたことは、すでに素晴らしい価値を持っているので、無理せず、自分のペースで進んでくださいね。心の平穏を大切にしながら、あなたらしいライフスタイルを一歩ずつ進めていくことを応援しています。


I'm enough.で生きる。続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?