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森田療法 ~「ひじ、外に曲がらず」~

「ひじ、外に曲がらず]」という禅語があります。森田療法でもよく引用していました。ひじを外に曲げようとすると、当然痛みを感じる。同じように不安、パニック、緊張などを無理に取り除こうとするから苦しみが生じるのです。

不安も、パニックも、苦痛も自分の意志の力で何とかしようとするのではなく、それを持ったまま、抱えたままで、目の前のやるべきことをやり続ければ、その感情は自然に流れていく。それを積み重ねていくうちに、それほど気にならなくなる。それが森田の考え方です。

「ひじ、内に曲がる」(私が作った言葉です)。つまり、それが自然。思いのまま自由に生きればよい。合わない人と無理に合わせる必要はない。すべての人から好かれる必要もない。つらいものはつらい。不安なことは不安。どんな感情が湧き上がってきても、それはそれとして、今の自分にできる限りのことをすればよいのです。

#自己啓発   #人生   #生き方   #どう生きるか   #不安

#パニック   #苦しみ   #緊張

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シルバー・レイ
65歳になるのを機に、43年勤めた会社を退職し、記事作成に専念しています。また、微力ながら長年続けてきたネット上での動物愛護啓発活動(プロフィール参照)も並行して行っています。もし、サポートしていただければ、これからの活動の糧として大切に使わせていただきます。