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子どもが欲しかった人や不妊治療経験者の方になら共感してもらえるかもしれない話

森沢明夫さんの作品、好きです。

今回は

「水曜日の手紙」

を読みました。

※若干ネタバレがありますのでご注意ください。

これから読まれる方はこの先は読まないでください。

水曜日に書いた手紙が、見知らぬ誰かに届き、見知らぬ誰かからの水曜日に書かれた手紙が自分の元に届く、というもの。

実際にそんなシステムがあったらおもしろそうですよね。

※実際にあったようですが今は終了しているそうです。

手紙も好きだし、森沢明夫さんの作品も好きだし、自己啓発テイストなこともたくさん書いてある。

あぁ、この作品、好きだなぁ♪

って思っていたんです。

連作短編集で、

この小説はどストライクだわ♪

なんて思っていました。

えぇ、4話目を読むまでは。

単純に勝手に期待していた、ということですね。

そもそも、1話目と4話目の主人公、直美のことがどうしても好きになれません。

自分がうまくいかないことを、すべて環境のせいにする。

いますよね、そういう人。

物語が進むことで直美も変わっていくのですが・・・。

その直美のターン。
4話目で不妊治療の話が出てきます。

およよ。

雲行きが怪しくなってきましたね・・・。

とはね、感じていました。

でね。

不妊治療経験者としては、色々感じるし、色々思うわけです。

そして、傷つく。

すべて勝手に、なんですけどね。

そのことを、もう少し詳しく書いてみたいと思います。

もしかしたら、同じように不妊治療を経験されて現在子どもがいない方、治療はしていないけど子どもがいない方、などなど、

その気持ち、わかるよ〜!!

って共感してくださる方がいるかもしれないので。

そういう人に向けて書いていきますね。

悲しいかな。大多数のお子さんがいる方には、伝わらないことも多く。

そういった方に読んでいただきたいわけでもないので、ここから先は有料記事とさせていただきます。

若干ネタバレも含みますので、ご自身の判断でご購入されるかどうかお決めくださいね。

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