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短歌:少しだけキス考

キスしてよ寝っ転がったそのままで君の心に手が届きそう/銀猫
きすしてよねっころがったそのままできみのこころにてがとどきそう

 この短歌は、短歌マガジン(次世代短歌)@tankazine 主催の【一文字短歌】9/23 一字題「転」に投稿したものです。

 昨日聞いていたラジオで、

「口と口のキス、チークキス、ハグって、それぞれどういう関係の人とするの?」

という話題がありました。あ、詳しくないですから。この先、このエッセイの中にコタエは出てきません。

 日本人同士、というか日本文化を理解している人同士だったら、その間柄でのキスの分別ふんべつはわかると思います。
 でも、もし欧米方面長期滞在するとしたらどうでしょうか。旅行に限らず、留学、駐在、出張など、現代はいろいろな機会があるでしょう。

 現地の人たちと接触機会が多くなることが予想されるのであれば、その国のキスの慣習をひと通りアタマに入れておかないと、トラブルを招きそうですよね。こちらが驚くくらいならいいのですが、時には相手に対して失礼をかましたり、してしまうかもしれません。そういえば欧米に限らず、ロシア文化のハグもなかなかだったような記憶(知識)があります。

 欧米とひとまとめにしましたが、キスの習慣とは国ごとというか民族ごとというか、訪問先によって異なるもののはず。チップの違いのように、どこに行くのかによってアタマに入れる知識も変わることを覚えておかなくてはなりません。チップもスキンシップも日本文化には浸透していないものなので、馴染みにくいけれどそこは覚悟せねば。

 そうそう、日本人がわりと勘違いしてしまうあいさつのチークキス。直訳すると「頬キス」なので、「頬にキスする」という勘違いが生じるのでしょうね。

 ゆめゆめ、相手の頬に唇を付けてはいけません。あれは、頬と頬をスッと触れ合わせるもので、唇を「ちゅ」と当てるものではないのです。

 頬へ唇を当てるキスは親愛の情を表すもので、あいさつレベルを少々通り越してしまいます。

 このあたりは、ネットで調べると有識者がたくさん知識を提供しているので、わたしの大して実のない蘊蓄よりも確かなものが手に入ります。興味をお持ちでしたら、そちらでどうぞ。

 キスと言えば、わたしのもうひとりの神であるPrince様(もうひとりはDavid Bowie様)(偉大過ぎて常に様が付く)の傑作に、"Kiss"という曲があります。この曲が大好きでー♪
 プロモーションビデオも好きなのですが、このライヴのパフォーマンスが滅茶苦茶イイので、貼っておきます。

 Prince様は、好き嫌いの好みが非常に分かれるためけっして無理強いはいたしませんが、この世界にはこんなにぶっ飛んだ天才がいたことを、人類は忘れてはいけないと思います。彼も早逝でした。

 いつものことですが、とりとめなくてごめんなさい。

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北乃銀猫
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