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短歌:やらかした

諦めが悪いの自覚できている去るものと知り追いかけている/銀猫
あきらめがわるいのじかくできているさるものとしりおいかけている

 めずらしく、どうしても欲しいものができて、ネット上でのゲリラ発売を待っていました。かなりこまめにチェックして張り込みしていたのに…

 くやしかったー。ちょっと気を抜いてしまって、気付いたときには完売御礼だったのです。不覚過ぎました。再販の可能性はゼロではないようなのですが、あまり期待もできない気がします。年の締めくくりに際して、今年いちばんのやらかしです。

 このまま手に入らなくても、できれば、執着しないようにしたいのですがどうかな。

 この短歌は、短歌マガジン(次世代短歌)@tankazine 主催の【一文字短歌】10/16 一字題「去」に投稿したものです。

 諦めはいい方だと思っているのですが、振り返ってみると、大していいとは言えないかもしれません。

 体調がすぐれなかったここ数年は物欲も比例してほとんどなかったので、執着心が生まれる余地もありませんでした。
 ですが、今年の春頃から体調が上向きになり、それに連れて物欲も復活してモノに対する執着心も発生してきたような気がします。

 体調がよいのはよろこばしいことです。でも、物欲と執着心はどうなんだろう。なくてもしあわせを感じられる方が、しあわせな気がするのですけれど(変な日本語です)。

 多少なりとも経済に貢献していることにしようかな。

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北乃銀猫
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