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短歌:秋にはJazz

さっきまで夏がいたけどもう日暮れそろそろスタン・ゲッツの「枯葉」/銀猫
さっきまでなつがいたけどもうひぐれそろそろすたん・げっつの「かれは」

 今年の夏は、「暑くて死んじゃう」とまでは思いませんでしたが、就寝中、暑さで中途覚醒し、午前3時頃に一階にもかかわらず寝室の窓を開けたり、あきらめて最初から開けっ放しで寝たりなど、子どもの頃にはあり得なかった北国の夏の夜を何度か体験しました。蒸し暑かったんです。ちなみに、エアコンはリビングにしかありません。

 季節は着実に進んでおり、当たり前ですが日没時刻もだんだん早くなっています。9月16日は17:43でした。夏至の時期の日没は19:18ですから、かなり日が短くなってきました。もうすぐ秋分ですし。

 数日前から気温も下がってきて、日没後は冷えるようになってきました。何も掛けずに寝ていたのに、タオルケットを掛けるようになり、綿毛布を掛けるようになり、足元には掛け布団を半折にしてスタンバイさせています。夜中に冷えを感じたら、すぐに引っ張り上げられるように。

 夏の間は夏の曲、夏に似合う曲をSpotifyで聴いていましたが、それももう終わり。秋を感じさせる曲に移りました。そろそろいちばん好きなサックス奏者の出番です。

 わたしの中でStan Getz自体が秋っぽいのですが、彼の「枯葉/Autumn Leaves/Les Feuilles Morte」が似合う気温になってきました。テナーサックスの響きがよい、堪能♪ 

 YouTubeにあるものの中では、このライブバージョンがいちばん好きです。

 余談ですが、この曲のオリジナルはシャンソンなのでタイトルもフランス語です。"Les Feuilles Morte"は、直訳すると「死んだ葉」ですかね。フランス語は守備範囲外で、間違えていたらごめんなさい。

 真夏のジャズもいいですが、秋の夜長にはジャズを聴きたくなります。


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北乃銀猫
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