![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173647607/rectangle_large_type_2_3478d064bf984a49339e9e74bb3ed3c5.png?width=1200)
短歌:蝶のようにやさしく
喋の字は蝶と似ている君纏うオーラを言葉がひらり飛び交う/銀猫
ちょうのじはちょうとにているきみまとうおーらをことばがひらりとびかう
今日は、いつもより記事が物理的に長いです(リンクや画像があります)。
この間、ネットで見かけたマンガに誤字があって、「喋る」が「蝶る」と書かれていました。いま思えば、どうやって変換したんだろう?
それはともかく、しゃべる(見間違えるのでひらがなにします)と蝶が飛び交うようで素敵な誤字だなあ、なんて思っていました。言葉というものの例えが、槍や刃物のような鋭く危険なものばかりではなく、蝶のようにやさしいイメージのものに例えられることが多いと、人類、しあわせになれそうな気がします。
それで、丁寧に丁寧に、
「少年の周りにゴールドのオーラが出ており、そのオーラの周囲を蝶が何頭かひらひらしている。そんな絵を描けますか?」(原文ママ)
とAI様にお願いしたところ、このヘッダー画像を一発で描いてくださいました。やはり、具体性とお願いの仕方が出力満足度に比例するようです。
ちなみに、全体はこのようになっています。ちょっと「マッシュル」っぽいな。わかるかたにはわかるネタ。
![](https://assets.st-note.com/img/1738996507-ZTMgyUxtO80CPiA9b1YahBnu.png?width=1200)
ところで、蝶は一頭、二頭…と数えるんですよね。以前、NHKの「チコちゃんに叱られる!」で「頭と匹の区別」の話をやっていました。
それによると、
とのことでした。蝶には特別な価値があるということなんでしょうね。リンク先の説明文中で、蝶が腸と誤字になっているところがあるのはご愛嬌ということで。
チコちゃんのページでも説明がありますが、日本語にはもともと匹しかなかったところ、英語ではheadを使っているということから、頭という数詞ができたそうです。そのあたりは、こちらがとてもわかりやすい。
蛇足ですが、この「レファレンス協同データベース」は無茶苦茶おもしろくて役に立ちます。仕事をしているときには、ずいぶん助けてもらいました。
戻ります。
匹と頭の使い分けについて他のサイトで調べてみると、チコちゃん説「勝てるかどうか」よりももっと単純に、「人間より大きいかどうか」と説明しているところが多い感じがします。こことか。
でもゆらぎはありますよね。猫の個体は一匹、二匹…ですが、複数匹を飼育していることを「多頭飼い」と言います。
それに、勝てる/勝てないで分けるなら、猫に本気で敵意を持たれたとしたら、わたしは小型猫にも勝てないと思います。チワワに勝つ自信はありますが、飛び技を使うシンガプーラ(小型猫)には勝てないなあ(笑) 猫の運動能力は驚異的ですから。
なんて、喋ると蝶でこんなところまで思考が発展してしまいました。何のまとめもオチもないのは、いつも通りです。
いいなと思ったら応援しよう!
![北乃銀猫](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109848209/profile_a9731658d1972bd3fe04ab69cad617af.png?width=600&crop=1:1,smart)