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短歌:雪の季節がやってきた、はず

さっきまで一粒ごとに聞こえてた雨音消えた今夜から冬/銀猫
さっきまでひとつぶごとにきこえてたあまおときえたこんやからふゆ

 あの有名なクリスマスソングではありませんが、雨が雪に変わると音が消えるのです。だからsilent。

 12月に入って一週間近く経ちますから、雪国に暮らすわたしとしては、雪が積もっていなくても既に冬だと思っています。ですが、それにしても年々、積雪時期が遅くなってきているような。子どもの頃の12月と言えば、すっかり雪だった気がします。

 今日は、あ、0時を廻っているから「昨日は」ですね。昨日は日中にけっこう降ったので、道路も冬の様相となりました。夕方からパートナーといっしょに出掛けたのですが、久し振りの雪道。気を付けなくては、慣れているはずのわたしたちでも滑りそうでした。まだシーズンインしたばかりですからね。

 冬道で滑って転ぶときは、下手に踏ん張って転ぶことを避けるよりも、素直に転んだ方が断然いいです。無傷で済みます、比較的に。転ばないようにすると変なところにチカラがかかって、腰を捻挫したりしかねません。

 転ぶときは、逆らわずに重力と慣性の法則に従うのがよろしいかと。経験上、尻もちがいちばん安全な転び方だと思いますが、衝撃が強すぎると怪我をします。雪道で尻もちをついて鎖骨を骨折した人をふたりほど知っていますので、ソフトランディングするのがベストです。

 まあまあ白い世界になっているのですが、これは根雪にならず、もう一度溶けるらしいのです。え? そうなの? また溶けちゃうのか。そんな気分。

 12月25日まで、ダウンタウンでクリスマスイベントをやっているから、それも行かなくちゃ。

 転ばずに一冬越せますように。

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北乃銀猫
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