短歌:後悔
既に人生の後半戦に入っているので、できるだけ後悔のないように、やりたいことをするようにしています。どうしようか悩むときは、それをしなくても/またはしても、死ぬときに後悔しないかどうかを基準に選択しています。
九月はめずらしく、お久し振りの人たちと会う機会が数回ありました。というか、作りました。誘いを断りませんでした。来月もこちらからアプローチして、ほぼ五年振りの友人(というにはやや語弊があるけれど)と会う予定です。
生きている限り、日々死に一日ずつ近付いていく訳で、仮に「また会おうね」と別れたところで、次の機会がほんとうにやってくる確率は、だんだん低くなります。だから、したいことを大事にしています。
死ぬまでにやりたいことも、何となくリスト化してあります。
ピアシングもそのうちのひとつ。穴を開けてからほぼ二ヵ月経ちまして、まだ出来上がっていません。思えば傷が治りにくい体質だったな、と、開けてから思い出してみたり(笑)しています。
でも、もしもホール形成がうまくいかなかったとしても、開けなかったまま死に直面したら、わたしはひどく後悔することとなったでしょう。
若かった頃は、傲慢に思われたくなかったり他人に譲ることが美徳と思っていたり人目を気にしたり、後悔に繋がる行動が多かったと思います。経験値満載のいま、これからの人生は、自分中心に生きなくては背負っている大きな籠の中に後悔ばかりを詰め込んで歩くことになるので、イヤなのです。背中が重いと、歩みも遅くなりますし。
いま、こういう生き方を選ぶことは、けっしてわがままではないと信じています。
いいなと思ったら応援しよう!
サポート戴けた場合は、書籍購入など研鑽のために使わせて戴きます。