短歌:これも夏の愉しみ
わたしがバリバリの勤め人だったあるとき、パートナーは勤め人を卒業し、自営業ライフとなりました。それを契機に、本人の意向により、我が家のメインシェフはパートナーとなりました。わたくし、かなり職畜(会社員ではなかったので社畜ではない)でしたので、ひどいときはひどい日々だったのです。彼の心遣いと、わたしの帰宅後の料理に頼ると、夕食の時間が下手すると翌日に食い込むことが必至だったからでしょう。
パートナーの料理のレパートリーは着実に増え、夏場は家庭菜園のトマトで冷製パスタを作ってくれるようになりました。この冷製パスタを食べるのも、夏の風物詩です。
暑くなくてもおいしいと思いますが、暑いからなおさらおいしいのです。だから、暑い日もいいな、と思える訳ですね。
この短歌は、2023年のNHK短歌テキストの#短歌写真部(テーマ:冷たい)への応募作品(不採用)です。
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