一足お先にAchillea ageratunことスイートヤロウを定植したよ!!
さてさてアメリカ人たちが愛してやまないノコギリソウ属であるアゲラタムたん、先んじて本日鉢植えにしてしまいましたよ!
というかついさっきの出来事なんですが…笑
◾️スイートヤロウのサクッとしたプロフィール!
見た目のとおり葉っぱが白っぽく、園芸的にはドライガーデンプランツとして活躍できそうな姿をしているノコギリソウの仲間でっす。(ヨモギみたいだネ)
なんでSweet Yarrowと愛称付けられているのかといえば、葉っぱが甘い系の芳香を持つから!
ウチでも去年から蒸留しているCommon Yarrow/セイヨウノコギリソウとはまた違った香りが楽しめて、おもしろい個性的なアキレアです。
花は…まだ探せてないのでわかりませんが、黄色の花を咲かせるそうです。
中央アジア育ちのキバナノコギリソウ(A.filipendulina)と見間違えること多そうですが、香りや葉の色なんかですぐ見分けられると思います!
ちなみにアゲラタムたんはモロッコからイタリア、バルカン半島にかけての南欧・地中海周辺に自生しているそうです。
ギリシャまでいくとクリペオラータたん(A.clypeolata)に切り替わるのかな?この子も現在配達待ち。
◾️それでは植えていこうか。
昨日、ラベンダー花壇の残りブロック必要数を算出して札幌中のホムセンで花壇ブロックを買い集めるタスクをこなしていた本日だったのですが、Amazonで発注していた鉢よりやや安い鉢を見つけてしまい、最近春の熱射にやられ気味のアキレアたちの為にもれなく購入。
Amazon発注分はまだ未到着ですが、いわゆるアキレア試験栽培の植え方は本noteのスタイルがベースとなります。のでプチご紹介…っと。
・アキレアは養分を嫌う草本類なのでエゾ砂を混ぜる。
アキレアはラベンダーに比べると暖かく乾燥した気候・土壌に生えるキク科植物。対してコモンラベンダー(L.angustifolia)は高山植物に近い生態をしてます。
なので樹体を大きくするチッソ分が豊富な黒土をなるべく薄め、栄養皆無の火山灰土(北海道ではエゾ砂)を配合して土を作ります。ました。
ちなみにラベンダー相手にこの用土配合をやると、明らかに成長が遅くなります。
黒土を全く使わない用土でラベンダーを育てるとどうなるか?のレポート回⤴︎⤴︎
ラベンダー仮植えに使っているバケツ鉢は8〜10号なので直径が24〜30センチ。
対してアキレア用に新調しているこのすり鉢状鉢は深さが16センチで幅なんと上辺37センチ!広い!
アキレアは根っこを地表面付近で広げる植物らしいので、特段鉢に深さは要らない感じです。その点オトク。
・水やりに関しても好都合な鉢の形?
鉢のカラーは白で一応の太陽光加熱対策をしている感じです。
最終的な植え場所未定であっても、一応は根っこが昼間の太陽熱にやられる事は防げるハズ、、、
論文ソースでアキレアの最適な水やり間隔なんか調べてたりするんですが、セイヨウノコギリソウでいうとどうやら3日おきに雨が降るくらいが最適な水条件らしい。
(精油のクオリティ的に見ると)
で、鉢の形状からして雨が降ってくれるととりあえず雨水は鉢の中央めがけて染み入ってくれるのでアキレアにとってもありがたい形状ではあるはず。
鉢が直角に角度立ってると水そのまま真下に落ちちゃいますからね…
で、植え替え完了!
ホムセンにあったアゲラタムたんが残り3株しかなかったのでとりあえずの3株ですが、収穫量次第で1キロ分は採れるといいな〜〜〜と願いつつ大鉢で育ててみます。
アキレア蒸留試験でいえば、各種アキレアから最低3mLの精油はゲットしたい考え。
しかし抽出率はぜんぜん知らぬ存ぜぬの未知なので、ほかどこかのホムセンでAchillea ageratumに出会えればなぁ〜〜〜と期待してたりするおいらでっす。
ではでは!弱り気味だったアキレア・アゲラタムの定植(まだ仮)記事でした〜!
若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。