明らかにバテ気味でヤバそうなアキレア苗たちを緊急定植!!
なにやら気温が30℃超えの真夏日到来!なんてニュースは東京とか内地だけの話かと思っていたらここ北海道も例外でなく、全道レベルで30℃に迫る最高気温叩き出してたそうです!(試される春到来…)
そんな春の酷暑の中で黒いビニールポットで晒しておいたら土が乾く以上に根っこが弱る!と危惧したので、、、
(昨日の先植えたアキレア・アゲラタムの記事⤴︎⤴︎)
仕事帰りにホムセンでアキレア定植に見合ったボウル鉢を買えるだけ調達し、先にバテ気味のアキレアたちから仮植え状態にする作業をこなしました!
◾️A.ptarmica/ノブレッサ
ひょんな縁から存在を知り、これらアキレア属のどれが青いオイルを生み出せるのか?の研究をスタートさせるキッカケとなった、和名オオバナノコギリソウの多花性園芸品種です。
このプタルミカ/ノブレッサの日本固有種?自生種がおりまして、エゾノコギリソウがプタルミカの極東原種になるようです。
プタルミカ/ノブレッサは特に園芸品種が多く、中でも大柄で花が多く付きそうな”マシュマロ”も2株買い足しています。
乾燥に強いとされるノコギリソウ属植物ですが、さすがにポリポット状態での春の陽射しに晒されるとひとたまりもないようで、夜になってからもグデーっとした状態だったので買ってきた37センチ鉢に急きょ植え込みました!
園芸種オオバナノコギリソウの中でも普遍的なノブレッサは4株購入しています。
上にも書いてますが、プラスでマシュマロという品種を2株買ってるので、A.ptarmicaは6株栽培になります。
◾️A.filipendulina/キバナノコギリソウ
次にダメージが入っていた子が、この葉っぱ大きめなキバナノコギリソウ。
タネでRHSのゴールドプレート という品種を種まき栽培しているのですが、明らかに成長が遅いので保険で苗も購入していました。
キバナノコギリソウはノコギリソウ属の中でも中央アジアの乾燥地域に生えるタイプなので渇水でも耐えられるかな〜と見てたのですが、さすがにポリポット状態では水分率はデリケートなようでした…。
いくら乾燥に強いとはいえ、葉に枯れが見えてかわいそうなのでキバナノコギリソウも37センチの大鉢に植えてあげました!
キバナノコギリソウは情報によると、コモンヤロウよりもさらに大きく草丈1mになると聞くので大鉢栽培です。
◾️A.sibirica/ノコギリソウ
我ながら期待の子であるノコギリソウ。
学名的にシベリアノコギリソウと呼びたくなりますが、どうやらただのノコギリソウが種名のよう!
コモンヤロウではなく、ただのノコギリソウ属ノコギリソウです。それがAchillea sibiricaのよう。
なんでシベリアのものがただのノコギリソウなのかは謎。
噂によると何やらロシア育ちのノコギリソウは青色成分が多く含まれるそうな…!!
シビリカ/ノコギリソウは8株もあり、それなりの収穫量/バイオマス量が期待できそうなのでやや小型な30cmの鉢を割り当てています。
◾️A.millefolium ‘Proa’/セイヨウノコギリソウ
いわゆるごく普遍的なノコギリソウであるセイヨウノコギリソウのそれです。
が、品種名が付いていてAlbaでもなくProaになっていますね。実はこの品種こそこのアキレア研究の醍醐味と言いますか、根幹たる存在なんですよ。
けど日本で買えるProaなので、遺伝的にちゃんとプロアに準じているのか怪しいところ。
日本で世代交代を繰り返すとだんだん日本の気候風土に性質が馴染んできてしまうのです。(どうやらラベンダーも同じらしい)
日本の園芸店育ちのジャパニーズ・プロアはもうすでに10株いたので、ホムセン買いの苗は2株。
なので現状12株の所有となります。
これら①日本育ち12株と、②種まきから育てたドイツ産のものと、③地場品種とで青色成分の濃さを比較することとなります。
と!!
先日までアキレアの植え方を悩んでいた挙句、栽培ポリシーの付け焼き刃的決定でボウル鉢に植える方式となりましたが、、、
鉢が届き始め、日照りの事考えて順次植えていく形になりました!
残るは紅花セイヨウノコギリソウとオレンジ花のセイヨウノコギリソウ?の定植待ちといったところでしょうかね…!
ラベンダーの作業とを間縫ってやっていかなくてはなりませぬ。
ではでは!
アキレアの緊急定植でした!