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ラベンダー品種試験花壇を構えました!

【21/08/17 栽培経過と計画変更を加筆】

やっとおいらのGWが始まった予感ですこんちは!
飲食勤務なので5月直前より繁忙で駆り出されており、日中鉢植えを作るだけでnoteはまったくタッチできてませんでした!

ネズミの被害報告記事や新品種植えた記事などいくらかすっ飛ばしてますが、まずは今日の内容を消化します!

■試験花壇をつくるよ!

そもそもうちに植えてあるのは北海道は富良野でよくみられるコモン系統(Lavandula angustifolia)という系統品種。
寒さに強いけど暑さ湿気に弱いとされているが、香りピカイチってやつですね!
そのうち名前の付いている品種って日本国内に出回っているだけでも、もんのすごく多いんですね。
富良野でいうと3号濃紫4号丘紫ようていはなもいわなど有名ですが、それらひっくるめたコモン系統だけでも約40品種はあるはずです。

ででで!
うちの花園にあるコモン品種を数えると
トル−、3号濃紫、ナナ成沢、バイオレットメモリー、アロマティコブルー、
ホルゲイト、アーリーブルー、ロングパープル、イレーネドイル、フォーボーストーム、
ミスキャサリン、ロイヤルパープル、ブルーマウンテン、ココナッツアイス、メイレット、
ペレンニアルピンク、高橋ホワイト…

17品種ありました!!笑

コモンだけなので、ラバンジン(L.x intermedia)も加えるとすごい数に…

そんな17コモンたちに、今日さらに6品種が加わりました!(1つだけ遅刻組)

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サラッとかるーく説明すると、←から
■コンパクタ(L.angustifolia 'Compacta')
名前の通りコンパクトに育つ矮小品種だそう。
コンパクトなので早咲き性の可能性あり。

■インペリアル・ジェム(L.angustifolia 'Imperial gem)
名前は”皇帝の宝石”。さぞかし美しく咲くのだろう!
皇族の名がついているのでおそらくイギリス品種。
花壇などに向くコンパクトな株立ちで、花穂が長いそう!

■ピーターパン(L.angustifolia 'Peter pan')
かの有名な童話の主人公の名を冠するラベンダー。
個人的に一番好きなDisney作品だったりする。
物語ではロンドンのビッグベン時計塔の長針からネバーランドへ飛び立つので、言うまでもなくイギリス品種だろう。
やはり小株だけど花穂が大きくつくそう!1990年代に誕生した品種らしい。

■スパイカナナ(L.angustifolia 'Spica nana')
ナナがついているので小さい品種なんだろうと想像がつく。
調べてると小型のヒドコートと原種に近いトルーとを掛け合わせた品種であるという説明がでてきた。ヒドコートは小型株の代表品種なのでこの血統ならば小ささに説明がつく。

■マンステッド(L.angustifolia 'Munstead')
有名なイギリス品種。かなり古い品種で、100年前の1916年に女性園芸家のGertrude Jekyllさんが作出した。
これもコンパクトに育つ表記が多い。

■ビーチウッドブルー(L.angustifolia 'Beechwood Blue')※遅刻組
ビーチウッドを直訳するとブナ(樹種)になるのだが、どういう関係か…。
1920年代にイギリスで作出されたそう。
英国ダウンデリー育苗園のサイトにて詳しいプロフィールが確認できる。


と!!!
コンパクトに育つよ!って品種ばかりを寄せ集めた感じなんです今回(笑)

それもそうと、北海道は豪雪地域での耐性を持つ品種を探す目的でわりと寒地に強い英国品種かつ小型の品種を取り寄せたワケですbb


■花壇づくりのようす!

今回は数株しか植栽しないので、花壇も新規格で作っております。

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やはり土の量を節約したいので、花壇の奥行きは1株分の23cm。
幅は25cmを6株分の150cmとしています。
最低限、根付いてくれれば良い!というカンジです。

写真のように、例のごとく焼き付け防腐加工を施して組み上げていきます。

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で、このように完成!!
なんか街中の道端に置いてあるような花壇サイズですね(笑)
なんども書いてますが、遅刻組が1株あるので5つですが、6株分の幅がありますbb

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配置はわが園シンボルツリーの白樺を中央通路とした、1号花壇やボゴング花壇の列に配置。
ここのエリアは日当たりが良いのですが、玉石などけっこう瓦礫が埋まっているところだったので大きな花壇は設置できていなかったんですよね。

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大粒の赤玉土を惜しげもなく3袋分ぶち込みます。排水性大事!
これだけでも土の値段はまだ¥900いかないくらい。

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赤玉小粒 x エゾ砂 x有機石灰という排水性重視の無機質用土で試験花壇としました!

この試験花壇は、従来の花壇より高さがあるんですよね。
"ネズミにやられたトラウマ"排水性を重視した結果、25cmほどの高さがあります。
冬越しの際に、ある程度高さあればネズミの侵入防げるんじゃね?とか思ってたり。

■5/6完成した花壇全景。

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これで小型品種の植え付けが5/6に完了したことになります!
一株だけ差し置いて…

ここからどのような美しい花壇になるか楽しみですね!
未知の品種6つなので、それぞれ個性ある特徴が映える6兄弟に育つといいですね!

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P.S.5/18に最後のビーチウッドブルー(L.angustifolia 'Beechwood blue')を植え込み、やっと完成!
これで英国品種の試験花壇、ここに完成デッス!!

■定植から3ヶ月後のようすと計画変更について

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今年2021年は1カ月近く毎日のように35℃以上の気温に焼かれ、1カ月半マトモに雨が降らない干ばつに見舞われたことを考慮しても、あまりにも育っていない!
3日おきに水やりはしていたのだが、、、
(唯一マンステッドは元気っぽい。水不足に耐性ありか?)

もしかしたらタダでさえ水が落ちやすい花壇栽培なことに加え、排水性用土で植えていることが災いして、満足に吸水成長できていない疑惑が浮上。。。
なんか去年の5号花壇(排水用土)のブルーマウンテンやグロスブルーも異様に成長が遅く、そんな気がしていた⤴︎⤴︎

ここでの今年度実施している用土試験についての詳しい言及は避けるけど、ざっと排水性用土黒土のみという両極端な用土の試験しか検証していなかった。
なので3年前1,2,3号花壇でデカく育った3号濃紫の用土はテストしていなかったというワケ。

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その濃紫でさえ、排水性用土の鉢で育てるとこんな有様。
育ちの違いは明白。。。

もしかしたら、、、ということで急遽計画変更!
このサイズのまま冬が来られても困るので、ちゃんと育つ確証が得られている黒土ベースの花壇に植え替える作業を急遽決行!
ぜんぜん植え替えシーズンではありませんが、酷暑の影響でどうやら休眠状態を迎えている様子なので、今のうちにやっちゃいます!

では!
植え替えの様子は下記リンクにて!

【22/06/28 1年後の開花直前のようすを記載】

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エフゲニーマエダ(平成林業。)
若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。