見出し画像

【蒸留日記vol.37】ピンク色品種のアキレアも蒸留してみる実験回!

この記事は筆者の唐突なADHD的衝動により思い返され、急遽執筆されたものです。なので2022/06/25時点のお話です。
こんな時期に突然ゴメンネ(>∀<;)

さーてはじまりました、植物から青をつくり出す男、エフゲニーマエダだよ。

今回は、青い精油シリーズの第三作目!!

【アキレアシリーズの前回記事たち⤴︎⤴︎】

●今回!!!!

アキレアの蒸留を繰り返しやっていて、お花を摘みに毎日出かけていると、とある事実に気付かされたんですよ。

あれ、ややピンクっぽい。。。

薄ピンク色の個体を確認
異種でないか念のため葉っぱも撮って抑えておく。(背後にピンク種)

開花時期が進むと、野生化したアキレア群落の中にピンク色の個体もチラホラ確認できるようになったんですよ。

(採取場所の)所変わって・・・

まぎれもない純白の本来のAchillea millefolium

これは先まで蒸留を繰り返していた、一般的なアキレアのお花ですね。

そして、、、

花冠がグラデーションピンク!!!
アキレアのめしべおしべ部分のみ白い
白い個体と混在?それとも混ざってる?

花粉を送受粉できる距離に株が生えているので、遺伝的交配があるのは間違いなさそうです。

特に色の濃い正真正銘真っピンクな個体も!

場所が変われば、ピンク色個体にもやっぱり色の濃淡・濃さが生じてるんですよ。
なので、園芸品種が庭先から飛び出して、先に定着していた白アキレアと交配してこうなったかぁ〜?とも疑いつつ。


ということで!!
アキレアの採集フィールドには白のみならず、ピンク系統、それも花色の濃さ様々がいるってことがわかったんですね。

では蒸留家/研究者エフゲニーマエダ、何を思ったかというと。。。

ここから先は

914字 / 10画像

¥ 1,000

若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。