ドングリ生豆をコーヒーソムリエに見てもらう.4Day
こんばんはこんばんは!
この記事にたどり着くまで時間かかりましたねぇ〜!
実にお久しぶりのドングリコーヒー記事でお届けします。
前の記事にあたる乾燥開始ッ!の記事はコチラ⤴︎⤴︎
いよいよドングリ豆の乾燥がなされ、音もカラカラと甲高い音が立つレベルに来ました!
この記事を書いている今まだ焙煎はしていないため、日に日に乾燥が進んでいることになります。
まぁ体内時計感覚で行くと1ヶ月かからないくらいの日数、乾燥時間を設けました。
前の記事の画像の状態でですね。
さて20日とちょっとくらいの乾燥どんぐりを早速...
わが街カフェの2BeansCoffeeに持ち寄ってみました!
コーヒーその手の資格を多数持たれてる店長の目利き鼻利きに頼ってみましょう!
1.乾燥後のドングリ豆の出来ばえ
どんぐりでコーヒーを作ってみよう!なんて公園で苗木用にどんぐり拾った男がカフェにやってきてその場の思いつきではじめてみた企画ですが...なんのその、意外と興味を持ってくれていて私は感激です!
(ドングリとコーヒー豆は同じ植物のタネですからね!)
どんぐりでコーヒーを作ってみる!なんて人たちはネットの世界にはちらほらいるようで、縄文時代どんぐりクッキーがあったんだからコーヒーもいけるだろう!な可食文化の行く先で作ってみた方々がいらっしゃるよーです。
わが街三笠市で手に入るどんぐりの種類は4種類!
そのうち今年豊作だったコナラどんぐりをチョイスしました!
豊作なので身も太り、たくさんのどんぐり粉末が得られる!と踏んだからです。
さてコチラ!ある程度自然乾燥させたドングリ豆です。
焙煎にかける時間による風味/味の変化をわかりやすくするため、あえて2つの大きさにしてあります。ちょっとした実験ですネ!
わたくしイメージですがコーヒー豆大の大きさにカットしたものと、どんぐりそのままの大きさのもの。まぁ半分に割れちゃってますが...f^^;
このときに聞かされたのですが、さすがはコーヒーソムリエの店長。
コーヒー豆の乾燥時間はだいたいがどこも30~50日はかけるそうです。ざっと1~2ヶ月間!
ちょっと時間的な気持ち足りてなかったな感(笑)
2.肝心の香り・特徴は?
まだ焙煎はしていないので生豆という状態でのお話になります。豆を焼く前は生豆 - きまめという名称/段階だそうです。
そんなこんなで出来上がったドングリ豆(コーヒー豆のように言ってます)をさっそく香ってもらうと、、、
「森臭さ、海の磯のような、潮っぽい香りですね」
とのこと、、、!!
さすがは開口一番に詩的な品評をくださりました((笑
数あるコーヒー生豆の香りと比べて塩っぽさを感じるそうです。
まぁ出どころは日本の山に生えてるナラの木のどんぐりで、アク抜きも施してあるのでその特徴が出てくるのかな?と勝手に妄想。
さらに植物学的な目線をもつ私で考えると、
塩っぽさが本当にナトリウム,マグネシウム塩から来ているのだとすると、三笠市もかつて(大昔)は浅い海の底という地理歴史があるので、まぁその栄養素が行ってる可能性も否めないのかなぁーと思ったり思わなかったり...けど公園に植わってるナラの木なので、そんな地下深部の栄養素までは吸収できっこないかと判断。笑
まぁドのつく珈琲素人には詳しいことはわかりません。笑
プロがそう言っているので、そのようです。
が、しかし。
まだいうて生豆状態。
ドングリ豆も真価が発揮できるのはコーヒーになってからというところでしょう...!!
焙煎を経てやっと彼らも自身の本来の香りを出すハズ!!
3.ドングリ豆の可能性
やっとプロにしかわからない、生豆のわずかな香りというおもしろみが味わえたところですが、ドングリコーヒーについて語っているなかで
他のドングリででも試したら味・香りは変わるのか?というトークにもなりました。
しつこいくらい何度(笑)も書いてますが、わが街では
・コナラ(Quercus serrata)・ミズナラ(Quercus crispula)
・カシワ(Quercus dentata)・アカナラ(Quercus rubra)←北米産
が採集/収穫できます。
北海道史的な意味でひとつだけ形態の離れている外来種がいるのも面白いんですが、さらに学友つながりで渋みの少ないマテバシイ(Lithocarpus edulis)も入手することができます!
準備が整えば一気に5品種のドングリコーヒーがつくれちゃうワケなんですね!笑
楽しみが一気に広がりました。
そしてそして!
今回、ドングリはタンニンをはじめとする渋み成分:アクがすごいので数日間水に晒す工程を経ましたが、これはコーヒー業界でもあるものだそうで、
コーヒーの実に果実果肉付きのまま乾燥させるのをナチュラル
水にさらしてから乾燥させるのをウォッシュド
という製法でわかれるそうです。
・・・となるとドングリコーヒーはウォッシュドにあたりますね!
と、普段は小学生が拾って集めてくる何気ないどんぐりたちですが、
若い青年らの手やアイデアにかかればここまで楽しいものに変化するんだぜ!的な内容で締めくくらせていただきましょうか!笑
うまくいけばオリジナルで商品化してみようか!
とまでアドバイスいただけているソムリエの居するカフェと彼のnoteもご紹介!
彼のお店に、いつかチラッと『ドングリコーヒー』なんて
おもしろみと真面目さ醸す意外な商品が並ぶかもしれませんね!笑
ではでは!
久々のドングリコーヒー記事でした٩( ᐛ )و
この狂人っぷり溢れた記事シェアしてくださること楽しみにしてますbb