作家リチャード・ライト自身の少年時代の記録です。
読んだきっかけは、noteでフォローしている彼女の記事からです。
本の内容は、紀伊国屋書店の解説を原文のまま引用しました。
文庫本をネットで探すも発行元の岩波書店ですら品切れで、オークションで買うことに。
日本では1962年の出版で、読み始めると訳も古くさい表現が多く、使われている漢字も常用漢字でないものも多いのですが、なぜか読みやすかったです。
しかし、貧困と人種差別についての箇所は、読むのが辛くなります。
偶然とはいえ、「風と共に去りぬ」の次に読みましたので、奴隷制度に端を発した人種差別について、また、負の連鎖から抜け出す事の難しさを知ることになりました。
気になられた方は、どこかのサイトで落札して下さい😊
<了>