💿GARY U.S. BONDS - 「New Orleans」のシンガーは、Bruce Springsteenにより復活 -

11月3日の今日は、レコードの日。フォローをしている Ryukoさんの記事を読んで知りました。

せっかくですので、私の所有するボンドのレコード2枚を中心に新旧織り交ぜ5曲を紹介します。

スプリングスティーンはボンドの歌を聞いて育ち、ボンドをアイドルとしていたという。「彼は僕のレコードのことを総て知っていたし、レコードのパーソナルも全部知っていた」（ボンド）という位のボンド・ファンだったスプリングスティーンは、尊敬の念を持ってこの伝説的ロック・シンガーに接し、ボンドのカムバックに力を貸したのである。

出典：「ON THE LINE」ライナーノーツ

シングル「New Orleans」

先ずは、1960年デビューシングルで、1961年に大ヒットした「New Orleans」を。

1960年に地元のレコード・ショップのオーナーであるフランク・ガイダと出会い、ガイダの勧めでソロとなり、ガイダの設立したレーベル、リグランド（Legrand）から、ガイダ＝ロリティの書いた曲「ニューオリンズ」でデビュー、1961年のはじめにはアメリカとイギリスでトップ20に入るヒットとなった。このデビュー・シングル「ニューオリンズ」のプロモーションに関して、ガイダは「アメリカ国債（U.S.ボンド）を買おう」という当時の国策キャンペーンに便乗し、ゲイリー・アンダーソンをゲイリーU.S.ボンドと改名させ宣伝に務めたが、当の本人はレコード店の店頭で自分のレコードを見るまで名前を変えられていることを気付かなかったという。そして、余りにひどい名前だとガイダに抗議したというエピソードも残っている。

出典：「ON THE LINE」ライナーノーツ

アルバム「DEDICATION（伝説のヒーロー）」

先の大ヒットから20年後となります。

その日、スプリングスティーンはニュージャージーのとあるクラブで「伝説」に出会った・・・（レコードジャケット帯より）

このアルバムからは、1981年にヒットしたA面2曲目「This Little Girl」を。
スプリングスティーンの書き下ろしとすぐにわかる曲ですね。

と言うことで、スプリングスティーンのライブ動画より。

アルバム「ON THE LINE（ニューヨーク万歳 !!）」

ブルース・スプリングスティーンの関わった2作目のアルバムです。

収録曲11曲中7曲がスプリングスティーンの作品で、サンフランシスコのロック歌手グレッグ・キーンの為に書いた「ランデブー」以外はボンドの為に書き下ろしたものである。

出典：「ON THE LINE」ライナーノーツ

このアルバムからは、A面2曲目「Out of Work」を。

シングル「School is Out」

また、60年前に戻ります。

1961年「School is Out」です。

スプリングスティーンがボンドから影響を受けたのがわかりますね。

シングル「Quarter to Three」

それでは、1961年に全米で2週間1位となった大ヒット曲「Quarter to Three」で終わります。

米国版 Wikipedia によると、2021年現在、ボンドは82歳で健在のようです。

ちなみに、ボンドが最初に活躍した1961年に私は生まれました。遥か昔、60年前の出来事です。

追記

追加して頂きました。

＜了＞

※ レコードジャケットの著作権を考慮し、以前の記事における画像サイズを小さくしています。そのため画質が荒くなり、記事の内容が理解しにくい場合があるかも知れませんがご理解下さい。他の投稿も、順にやり直しています。