【瞑想体験記】車酔いみたいだ
目を閉じてじっとしてただ呼吸している。
終わるころには心静かになっているらしい。
とりあえずそれっぽくやってみよう、と思い瞑想とやらを実践してみた。
全然静かになんてならない。
むしろ「瞑想終わったらお昼作ろう」「何か首痛いな、寝違えたんだっけ」「車の音がうるさいな、そういえば車のガソリンがなくなりそうだ」「さっきのレッスン、先生の声が甲高くて全然集中できなかったよ」と次々と押し寄せてくる雑念の嵐。頭の中で映像化されて物凄いスピードで思考が展開するから、気持ち悪くて仕方がない。
アラームが鳴り、びっくりして目を開けて思うこと。
「気持ち悪い」もしくは「疲れた」
世間で言われる瞑想とだいぶ違うことはたしかなので、これは何とかしないと瞑想どころか、ヨガのお休みのポーズ(屍のポーズ)も辛くなってくると危機感を抱き、瞑想の集中講座を受けることにした。