ヨガはつき放さないセルフケア
香山リカ先生の著書の一節(正確ではないかも)を見て、ハッとした。
でもすぐに大丈夫と思った。
なぜならヨガは、先生の指南のもとで自ら自分の調子をみて本調子を取り戻すことができる「つき放さないセルフケア」だと気づいたからだ。
1. 疲れ果てていたら、ご褒美を選んだり身体を休めたりすることなんて自分ではできない
コンサルタントをしていた2022年1月末、
自己最長期間の17連勤を終えたあと駆け込むようにヨガスタジオへ向かった。
先生の声に従い、マットの上に腰を下ろしてゆっくりと呼吸をする。
ウォーミングアップをして凝り固まった身体に目を向け丁寧にほぐしたところで、ヨガのポーズで身体を伸ばしたり筋肉を使っていく。
だんだんと呼吸の通りがよくなり、熱が高まりじんわりと汗をかく。
こうして身体に備わっている活力を取り戻していくのだ。
一通り動いたあとは、仰向けになり呼吸を繰り返すお休みのポーズで完全に脱力してリラックスする体感を味わう。
レッスンを終えてようやく心が落ち着き思考が働くようになった。
2. ケアの限界
ヨガの先生は良し・悪しをはっきりと伝えることは少ない。
ベターだねとか、避けた方が良いという。
なぜなら、どんなに経験を積んだとしても生徒が感じる痛みや望む心地よさは体感できないからだ。
それぞれヨガをする人が心身の調子をみて痛みやこわばりに気づき、ヨガによって自ら心地良さを体感するしかない。
マッサージや整体へ通っても数日経つと元に戻ってしまう経験は誰しもあるだろう。次の予約まで耐えるしかない。
人に手当てをしてもらうケアは、我慢期間がつきもの。
3. ヨガの先生はセルフケアの指南役
本当の意味で理解してあげられない生徒に対して、ヨガの先生は何をするのか?
それは、自分に意識を向けることに寄り添うこと。
目につかないような佇まいで、生徒が自身の身体や心に注意を向け続けられるように生徒の動きや表情を見ながらガイドをする。
自分の内側に起こる変化を意識して動き続け、お休みのポーズ前の少しの時間、自分の動きたいように身体を動かせるほどに生徒が集中できたら、ヨガの先生としてはgood jobだと思う。
4. つき放さないセルフケア
世間は「絶対に効く●●」「●●はNG」と根拠のない言葉やノウハウで溢れかえっている。
試して辛い思いをしても発信者は何も手当してくれない。
私自身、試して痛い目を見たうちの一人だ。
(失敗談は以下の記事を参照)
一方ヨガレッスンは手足を動かすのも感じ取るのも自分だが、自分に意識を向ける方法や安全な身体の動かし方を先生から学ぶことができる。
ひとりで試行錯誤しないでいい。
また、いずれレッスンを受けられない状況になっても、身につけたものを使って人の手も道具も借りずにいつでもどこでも自分をいたわることができる。まさに一生もののセルフケア。
5. 疲労や凝り、運動不足を感じる方へ
ヨガレッスン初参加の方に自覚症状を聞くが、ヨガをした後に改めて聞くと左右差があったり新たな違和感や痛みに気づくことがある。
正しく身体の調子を把握できていないと、いざマッサージや整体へ行っても満足のいく効果にはつながらない。
忙しく過ごす中であてもなく病院や整体、マッサージ、ノウハウ検索をする前に、ヨガを通じて自分の身体の調子を丁寧にみることを一緒に始めてみませんか?
それからでも遅くはないはず。
ぜひ一度、Yoga Siestaのオンラインヨガレッスンに参加してみてください↓↓