「なぜ、感謝するとうまくいくのか」 五日市剛
「〝ありがとう〟という人には幸せがもたらされ、〝ありがとう〟といわれる人には成功がもたらされる」
「なぜ、感謝するとうまくいくのか」 五日市剛
「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の五日市剛さんのエッセイ本です。
五日市剛さんが学生時代、イスラエルに旅した時に出逢ったおばあさんに教えてもらった「ツキを呼ぶ魔法の言葉」
それを実践して、人生がガラリと変ったという五日市剛さん。
その経験を小冊子で発売するとともに、反響を呼び、ご自身もツキまくっているということです。
この本は、その「魔法の言葉」に「感謝の心」を持つことによって、ツキが巡ってくる事象を、五日市さんご本人と出逢った人、読者からのメールやお手紙から検証され、エッセイとして綴ったものであります。
その「感謝」の気持ちから、何らかの好転が期待できると感じた五日市さんの本の記述をいくつかご紹介します。
その前に
五日市さんの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」について、少し触れておきますね。
五日市剛さんは、学生時代、イスラエルに旅した時に出逢ったおばあさんに、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を教えてもらいます。
その言葉とは
1つ目は、「ありがとう」
もう1つは、「感謝します」
月並みな言葉ですよね。
でも、おばあさんは五日市さんにこう言います。
「この言葉には、使い方があるの。いやなことがあったら、すぐに自分に
『ありがとう』と言いなさい。そして、良いことがあれば『感謝します』」
いやなことがあった時って、なかなか『ありがとう』って言えませんよね。
別に気持ちを込めなくてもよくて、「言葉を言うだけでいい」ということを本で読んだので、僕は実践したのです。
それが、いやなことがあったあとに「ありがとう」と言うのはとても難しいのです。いちど試していただいたらわかると思いますが、ただ言うだけでいいのに言えない。
このとき、「言葉と心は密接につながっている」と感じたんです。
ということは、先に言葉ありき。
先に良い言葉を使っておくと、良い現象が起こるのではないかと。
それでは
この本に書かれてある 『感謝』と『ツキ』についての記述を。
あと、願いを叶えたい場合、こんなことが書かれていました。
この本に、不景気で経営が苦しいエステ店のお話がありました。
「もうお店をたたんでしまおうか」と考えていたとき、経営者の彼のもとに、一通の手紙が届きました。
それは
お店の丁寧なサービスに感動した「お礼の手紙」でした。
その手紙を読んだ彼は「お金を払っていただいているのに、感謝されるなんて最高だなぁ」と思ったそうです。
仕事が終わったあと、スタッフを集めて言いました。
それから、「こうしたら喜んでいただけた」とか、「~のタイミングでおしぼりを渡したら、「ありがとう」って言われたよ」とか、スタッフ同士でサービスを共有し、充実し、お互い研鑽してゆきました。
すると
どういうことでしょう!
このお店は、ものすごい繁盛店になったということです。
儲けようと思うのではなく、「ありがとう!」と言っていただけるように仕事をすれば、そこには必ず、人が集まり繁盛するのですね。
感謝と言葉
これが、「運」を引き寄せる、大きな、大きな「touch a trigger. 」引き金を引くことになるのでしょう。
◇
フォローさせていただいています、ライターのまみここさんに「ありがとう」のエピソード・実際にあった体験談をコメント欄にいただきました。
とても素敵なお話でしたので、ぜひお読みいただけたら幸いです。まみここさん、ありがとうございました。
まみここさんのnote
【出典】
「なぜ、感謝するとうまくいくのか」 五日市剛 マキノ出版