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「宇宙戦艦ヤマト 愛と勇気の金言集 ヤマトことば」ヤマトことば研究会・編

「今、社会という荒波の中で様々な敵と戦わなくてはならない男には、「ヤマトことば」が必要だ。」



「宇宙戦艦ヤマト 愛と勇気の金言集 ヤマトことば」 ヤマトことば研究会・編



ターゲットスコープオープン!

電影クロスゲージ明度20 !

目標、社会の荒波の中で戦う人たち!


たとえ最後の一人になってもわしは絶望しない!(沖田十三)

自分を大事にするというのは、実は意外に難しいことなんだ。それもひとつの戦いさ。(島大介)

人間はいつになったら血を流さずに幸せになれるんでしょうね・・・。サーシャも救えなかった。残ったのは・・・・・・俺の血にまみれた手だけだ!(古代進)

宇宙の絶対者はただ一人、この全能なる私なのだ!命あるものはその血の一滴まで俺のものだ!!宇宙は全て我が意志のままにある。
私が宇宙の法だ!宇宙の秩序だ!!よって当然、地球もこの私のものだ!!(ズォーダー大帝)
違う!!断じて違う!!宇宙は母なのだ!!そこで生まれた生命は、全て平等でなければならない。それが宇宙の真理であり、宇宙の愛だ!!お前は間違っている!!(古代進)


少年時代、夢中になって見ていた「宇宙戦艦ヤマト」


何かあるふとした瞬間に、ヤマトの言葉が頭の中をよぎることがあります。それは、結構大事な局面であることが多いのです。


助けられた言葉が多くあります。


僕がよく助けられた言葉がこれです。


「明日のために今日の屈辱に耐えるんだ、それが男だ」 (沖田十三)
「宇宙戦艦ヤマト」より


生きていると、屈辱に耐えないといけないことが多くありませんか?きっとあなたにもよくあることと思います。


そんなときに、よく浮かぶのがこの沖田十三の言葉なんです。


あとは


「さらば宇宙戦艦ヤマト」の白色彗星・都市帝国との壮絶な戦いで、ヤマトの総員が18名まで減り、エネルギーもほぼ無くなった状況の中、主人公・艦長の古代進が、かつての艦長の故・沖田十三に、心の中で問いかけるシーンがあります。古代にはこう聞こえました。


「お前にはまだ命が残ってるじゃないか。なぁ古代、人間の命だけが邪悪な暴力に立ち向かえる最後の武器なんだ。素手でどうやって勝てる? 死んでしまって何になる?誰もがそう考えるだろう。わしもそう思うよ。

なぁ古代、男はそういう時でも立ち向かって行かねばならない時もある。そうしてこそ、はじめて不可能が可能になってくるのだ。

古代、お前はまだ生きている、生きているじゃないか。ヤマトを活かすのはお前の使命なんだ。命ある限り戦え! わかるな、古代」

「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」より


命がけで頑張らなくてはならないときがあります。もちろん、命をとられるわけではありませんが……


それくらい切迫した局面が、働いているとありますよね?


理不尽で、邪悪に立ち向かわなければならないこともあります。


「人間の命だけが邪悪な暴力に立ち向かえる最後の武器なんだ。」
そんなとき、よくこの言葉が思い出されました。


この本のターゲットスコープは、社会の荒波に立ち向かい、日々戦っている人たちに向けられています。大人のための戦う人たちに向けられた「ヤマトことば」。名言、金言もありますが、それだけではありません。


えっ!って思う言葉もあります。


言葉に威力があり、対ショック対閃光防御しなければなりません。


でも


横に添えられている編者の想いのこもった解説をあわせて読むと、よくわかります。社会の荒波の中にいるとよくわかるんです。


敵の独裁者の言葉もあります。


覚悟や喧嘩、NOとはっきり言わなければならない状況もあります。


その状況に適した言葉を厳選しているのです。


だから


言葉をそのまま受け取るのではなく、考えなければなりません。


そして


考え抜いたあとに、やはり僕にはこの言葉が残りました。


我々がしなければならなかったのは戦うことじゃない。

愛し合うことだった。




【出典】

「宇宙戦艦ヤマト 愛と勇気の金言集 ヤマトことば」ヤマトことば研究会・編  祥伝社


P.S.

あわてているときに、よく思い出すのがこの言葉です。

「技師長、慌てず急いで正確にな!」 (斉藤 始 )


最後まで読んで頂き、感謝の極み。


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