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【SHE】ライターは総合格闘技【イベントレポ覚え書き】

本noteは、女性向けオンラインキャリアスクール・SHElikes(シーライクス)受講者限定イベントについてのレポート・覚え書きです。

イベントから飛び出した名言、パワーワードすぎる。

こんばんは!
今日は、女性向けオンラインキャリアスクール・SHElikes(シーライクス)の受講者限定公式イベント「元金融勤務・完全未経験の私がフリーライターになれた理由」に参加しました。

講師は、大手保険会社勤務を経て、フリーライター・編集ディレクターへ転身された安心院あじみ 彩さん。

フリーライターになるには、というナレッジシェア。ロールモデルの参考になる!と、今日もメモしておりました。
覚え書きではありますが、シェアしていきたいと思います。

なぜライターに興味を持ったのか

肩書きのない自分に絶望した

肩書きのない自分に絶望した」この言葉が、刺さりました。
大手保険会社へ新卒入社したものの、激務に追われ、結婚というライフスタイルの変化を経て、体調を崩してしまった安心院さん。それにより退職したとき……大学卒業や大手企業に所属、といった肩書きがなくなったことにより「自分には何もない」と絶望された、というお話をうかがいました。
わたしも、以前同じことを思ったのです。
大手企業就職でも、偏差値の高い大学卒業でもないけれど。新卒で入った会社を退職するときに、今まで積み上げてきたものが一気に崩れて、また一からやり直しになるような、そんな感覚。

SHElikesで学んだこと

安心院さんはスキルを学ぶため、2019年11月にSHElikesに入会するも……Webデザイン、特に、コーディングにつまずいてしまいます。さまざまなコースをつまみ食い受講しているうちに、Webライティングに活路を見いだされました。
昔から文章を褒められることが多いという原体験や、ライターコンペで2回1位を取ったこと、自身のnoteのプチバズり体験、そして、提出課題に対するTAさんの温かいフィードバック。さまざまな要因が重なり、ライターを志すようになったのだそうです。
半年で卒業と決めて、2020年4月にはSHElikes卒業&独立を叶えられました。すごい!

フリーライターになるまでにやったこと

まずは実績づくり

良質なポートフォリオをつくり、育てること。特にnoteをポートフォリオとして使うのは「第三者の手が加わっていないところ」が良いと、多くの編集者が語っているそうです。
つまり、noteは書き手の実力がそのまま表れるということ。
SHElikes受講中から、安心院さんはnoteを活用されていました。
Webライティングの課題をリライトしてnoteにアップしたり、自主企画でインタビューを実施・記事としてアップしたり、日記のようなエッセイを執筆したり。

noteというプラットフォーム、もっと活用できる……と感じました!

とにかくアウトプット

学びと実践の循環をつくる。刺さったのが「"駆け出し"マインドを捨てる」という一言でした。たとえ駆け出しであったとしても、プロ意識を持って案件に取り組むこと。
先日テストライティングに合格したとき、わたしにはまだまだ"駆け出し"マインドがあったな、と反省しました。もっと調べることができたと思うし、少ない時間の中、もっと考えることができたんじゃないかと。
私これできます!」と言えること、もっと深掘っていきたい。

アグレッシブに営業

未来への種まきをする。SHElikes内外問わず、コミュニティなどさまざまなつながりを持っておくことで、数ヶ月経って思わぬところから「こういう企画やりたいって言ってたよね?」と、お声がかかることもあるんだそうです。だからこそ、雑談でも、Twitterのつぶやきでもいいから「やりたいことは口に出す」。
そして、気になるメディアには「こんなことをやってみたい」と企画をセットにして応募・問い合わせしてみる。この積極性、見習いたいです。

ライティング・インタビュースキルを伸ばすには?

ライティングスキル

とにかく書いて、赤(フィードバック)をもらうこと。書かなきゃ、始まらない。
他にも、良いと思った記事をストックしたり、類語辞典でボキャブラリーを増やしたり。今からでもできること、たくさんありそうです。

インタビュースキル

「人対人」なので、正解はない。単にコミュニケーションスキルが高ければいいと思っていたんですが、それだけではないようです。
しゃべるより、聞き上手になること。相手に好奇心を抱き、興味を持つこと。ラジオ番組やトーク番組など、日常生活に学ぶ材料が転がっているというのも、今回のイベントでの発見でした。
安心院さんは他にも、ベテランライターの文字起こしを通して、インタビュースキルを磨いたとのことでした。会話の持っていき方や、質問の仕方など「勉強したい」と頼んでやらせてもらったそうです。これも良い方法!

けど、結局は……

特に、インタビューライターは「総合格闘技」。
単に文章を書く・編集するだけでなく、企画や質問、相手との関係構築など、さまざまなスキルが求められます。
だからこそ、アウトプットで自然に身につけていくもの。そして、基礎から教わる、SHElikesの知識があれば十分!と、安心院さんは語られていました。

ライターとしての心がけ

当たり前のことを、愚直に

ビジネスマナーであったり、納期を守ることであったり。「報告・連絡・相談」の丁寧なやり取りも。
社会人なら当たり前と思えることが、実は一番大切
当たり前のことだからこそ、丁寧さを心がけたいと、改めて思いました。

+αの提案を

取材前の徹底的なリサーチ※や、過去記事の研究(書き方などのいわゆる「トーン&マナー」)も、欠かさないそうです。
※リサーチが徹底的すぎて、先方の担当者に驚かれることも、多々あるそう!

思い出してもらえるライターに

好き・興味のあるテーマ × これまでの経験や知識、スキル
雑談でも、Twitterのつぶやきでもいいから「やりたいことは口に出す」というのが、ここにもつながります。
日頃から発信していると、思わぬところから声がかかることも!

企画からできるライターは、強い

担当者や編集者は、常にネタに困っている。未来の仕事を自分で作っていくためにも、さまざまな企画案を持っておくこと。
推しにインタビューしてみたい!といった、ミーハー心からでもOKというのが、なんだか嬉しかったです。やってみたかったことがお仕事につながったら、これほどハッピーなことはないですね。

終わりに・感じたことなど

イベント内で一つ、質問をしました。得意分野はどのように見つけられたのか、と。安心院さんは金融にかかわるお仕事をされていたけれど、得意とされている分野は、女性のキャリアや動物にかかわることなど。ちょっと堅めの社会課題が多い印象で、特別金融関係の記事ということでもないな、と疑問に思ったのです。
そこで回答いただいたのは「自分が当事者だったから、思いを乗せられた」ジャンルであったということでした。
自身のキャリアに悩んだ経験や、犬が好きだというところが、執筆につながったのだそうです。
振り返って考えてみると、自分がテストライティングに合格した執筆は、正直そこまで興味の持てないものでした。認められたことは素直に嬉しいけれど、そのジャンルを将来に渡って書き続けるのか、と考えると疑問に思います。

そういった意味では、もっとわがままに案件を探してもいいのかな、と思いました。
自己紹介に書いていたじゃない。地元について発信したい、って。

名古屋のいいところや素敵なところを、今後も発信していけたらと考えています。
併せて、舞台芸術にかかわる仕事をしていた、という経験から、今後は
エンターテイメントにかかわること × 地元・名古屋
の観点で、記事を書いてみたいです。

上記noteより引用

もっと楽しく書きたい。内容を選んでるって言われても、いいじゃない。
興味を持って書けることなら、きっと続けられる。そんなふうに思いました。
クラウドワークスなどで、興味ある分野の実績を作りつつ、ライターの解像度を上げていけたらと思います。

安心院さん、貴重なお話、ありがとうございました!
長くなりましたが、今日も読んでいただき、ありがとうございます。

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