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「お金」と向き合った3年間、その先に見えたもの

夫と結婚をして3年目、4月で4年目に突入します。

マイペースに生きてきた者同士、結婚をしてから今日までぶつかり合いながらもたくさんすり合わせをしてきました。

その中でいちばん向き合ってきたのが「お金」

何度も何度も喧嘩をして、ときには「この人とは価値観が合わない…」とお互いが心折れそうになったことも。

そんなこんなで最近はようやく夫婦らしく基盤ができてきて、お金に対する価値観も一致してきました。

わたしたちの経験がどなたかのお役に立てることを祈って”3年間、お金と向き合った先に見えたもの”をテーマに書きますね。

お金がいくらあっても不安は消えない

結婚当初、たしか夫婦の共有財産は1,000万円ぐらいだったと思います。

夫もわたしも30歳前後、そこそこ余裕あるように思われるかも。

だけど当の本人たちはまだまだ将来のために貯めなければ…と本気で思っていました。

そこから3年弱たった今、住宅ローンの負債はありつつも今家を売ってもアッパーマス層に入れるぐらいになりました。

※アッパーマスはググってね

わりとストイックな資産形成&親族からの相続など含めて現在値にいます。

それでも子どもの教育費や自分たちの老後、親の介護費用を考えると足りないなーと思う毎日。

そう、お金っていくらあっても不安は消えないんです。

だけど「幸せな思い出」は心を豊かにする

ちょうど去年の終わりごろ、それまで株の売買を含む資産形成に集中していた自分から少し離れることを決意。

お金が増えても増えても不安は減らない。

それなら「今しか味わえない幸せに意識を向けてみよう」と思ったわけです。

そこでとりあえずデジタルフォトフレームを買ってリビングに設置。

夫と出会ってから3年強の写真をスライドに落とし込んでみました。

人生で大切なのはこれだと気づく

告白をされた日、婚約した日、家族になった日。

何気ない日常で笑う2人。

お互いの家族を囲んで穏やかな時間が流れる瞬間。

写真は嘘をつかない…

「そうだ、わたしが今すべきことはこれだ」つまり家族や身内、友人たちとの幸せな思い出を増やしていくことだったのです。

▼デジタルフォトフレームのお話はこちら

人を幸せにするちょっとのお金

去年、母をYouTubeプレミアムのファミリーメンバーに追加しました。

広告が流れない特典がついてるやつ。

実家に帰ったとき、YouTubeで音楽を流していた母に提案したのがきっかけ。

金額で言うと2,280円/月なのでそんなに大した出費ではありません。

また今年の両家親にはお年玉の代わりに、うちで使っているデジタルフォトフレームと同じものを贈りました。

今月産まれる孫と過ごす時間、夫婦、きょうだい、友人たちとの思い出を好きにスライド写真にしてもらうため。

父には大谷翔平選手の50-50達成記念にリリースされたプレミアム切手。

弟家族は来週あたり大阪に遊びにくるそうで、うちのマンションにある夜景ビューのゲストスイートルームを手配。

※住人特権で1泊3,000円ぐらい

自分も相手も幸せを感じるのに必要なお金って、そう何万、何十万しないんですよ。

死ぬほど嫌じゃない限り、またがんばって働けばいい

なので今年のわが家の家計戦略として、とりあえず新NISAの積み立てを止めることにしました。

あ、正確には

夫分→年初一括で240万円投入/その後積み立て額設定を月10万→5万に減額
妻分→新NISAの積み立て一旦停止(もともと月5万円)

入金額を極端に減らして、浮いた分を家族旅行や親孝行に使っていきます。

死ぬほど嫌な仕事じゃない限りは、またがんばって2人で働けばいい。

そう思うとけっこう肩の荷が下りたのが3年たって見えたこと。

親が元気に動ける時間は残りわずか。

娘と過ごす1年はその時しかない。

これに30歳で気づけたのは大きいかもしれません。

さいごに|決して無駄じゃなかった3年間

ぶっちゃけ喧嘩をしてお互い涙を流すこともありました。

2人とも家族のために!って思っているはずなのに、なんでこうも価値観が合わないんだろうって途方にも暮れたことも…。

だけど逃げずに向かい合った先に見えた大切なことは

わたしたちにとって大きな、大きな宝物。

お金の価値観はほんとうに人それぞれです。

この価値観が自身の中で明確になるまではつらいかもしれないけど、どうか後悔のない人生を歩んでほしい。

そんな想いで今日の記事を書きました。

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