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日々の雑感 day48【自分にとって大切な事】

今日が最終日となる #自分にとって大切な事

とてもよいテーマだなあと思っているうちに締め切り日になる自分も相変わらずです。また駆け足で綴っていきたいと思います。

☆あなたが守り続けてきたもの

最近、うちの娘世代(僕は独身です。大事な事なので、繰り返しますが独身です)達が「暴く会」ということで定期的に僕のヒストリーを視覚化してくれています。

その中で振り返りながら、あの時の自分、この時の自分。

小さくて、力も、強さもない自分が「それでも」と守り、大切にしてきたものが浮かんでくるのです。

当時は時代的背景もあって「サバイバル」「生き残り合戦」といった言葉で世の中の親達をメディアが煽っていました。

子供達の中で生き残り、成功する人は一握りだと。

よくよく考えれば人類史はいつもそうだったわけなのですが、うちの母は見事にこうしたTVの洗脳にひっかかり「回りは敵」「身内以外は全員ライバル」と敵視するような言動をすることが多かったように思います。

実際、ここ1年でもインターネットを使えない新聞やTVのみから情報を得ている世代とそうではない世代。その情報格差と考え方の差異に至る所で痛感される人も多いのではないでしょうか。

その意味でもインターネットというツールの出現は良かったと心から感じています。

というわけで、小さい頃からなんとなくであっても手放さずに僕が守ってきたものは「人のつながりの力」や「優しさの力」だったようにも感じたりしています。

クラスメイトや塾の友人。水球の相手チームにいる選手達、さらにはレギュラーを争うことになるチームメイト達を「敵視」するような考え方(マインドセット)になることが、僕にはどうしても出来なかった。

その為に不利益を受けたり、騙されるようなこともあったり、時には甘い考えの子供を教育(今の時代にはNGなやつ)しようとする大人もいたりしました。

けれど「それでも」と守ってきた昔の自分には感謝の言葉を贈りたいと感じています。

ありがとう!

☆悔しいという感情

そんなわけで、皆さんも「内観する時、自分自身を振り返り見る時間をたまに持つといいですよ~」とおススメしたいわけですが、日本人ってどうしても着飾ろうとするところがあるんですよね。

なんかリア充っぽく仕上げようとするというか、無理やりバラ色ライフな自分史や自己正当化満載の自分だけ史とか作ってもここではあまり意味がありません。

もちろん、なんでもさらせるような自己開示をいきなり!・・というのはハードルが高いかと思います。

なので、そんな皆さん。僕自身のクライアントさんに対しても「悔しかったあの時」を思い出し、味わってみることを奨めることが多いです。

というのも、悔しさの感情の奥にあるものって「本当は出来た」とか「もっとやり方があった」「もっと出来た何かがあった」という要素や「本当はそうしたくなかった(本当はこうなったら良かった)」という自分の大事な価値観の何かが含まれている事が多いからなんです。

その「本当は」をあなたは今、達成できているでしょうか?

達成したあなたはその結果、何を得たり、何が起こって。
今は何を目指しているでしょうか?

あるいは今も達成出来ていない。
あるいは今も守り切れていないのだとしたら・・。

なぜ、今もそのままにしているのでしょうか?

そんな過去のシーンが、あなたのこれから向かおうとする方向を教え、指し示してくれているかもしれません。

その何かは、人生という限られた時間の中で、とても大切なアイテムなのではないでしょうか?

*参考


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