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『シャドウプレイ』『旅情』ここ最近で面白かった映画(2023/9/2~9)
みなさんこんばんは。
最近更新頻度が下がりすぎていてすみません。軽くここ一週間観た新作、旧作で面白かったものをあげていこうと思います。
一週間で観たもの一覧
映画
ParkingArea(短編・ぴあフィルムフェスティバル)
遥かなる我が子
伽耶子のために
旅情
Flip-Up Tonic(短編・ぴあフィルムフェスティバル)
煙とウララ(短編)
ふれる(ぴあフィルムフェスティバル)
フォービア2/5つの恐怖
白い指の戯れ
トリコロール/青の愛
結婚草紙
瀧の白糸(1933)
シャドウプレイ 完全版
Playback. Ensayo de una despedida
ビーバーバレーで
香魂女ー湖に生きる
忍ぶ川
愛しすぎて 詩人の妻
フリーダ(2002)
秋菊の物語
ウルガ
いつか来た道
よかった映画
ぴあフィルムフェスティバルのキャンペーンで無料オンライン試写会に参加しました。僕はFプログラムを鑑賞したのですが、どれもよかった!『ふれる』『Flip-Up Tonic』もよかったけど『ParkingArea』が特によかった!
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アニメーション作品ですが、まるでホッパーの世界に迷い込んだような不思議なテイスト。無機質なパーキングエリアと女性の孤独、それを見事に表現していました。
新作だとやはり『シャドウプレイ 完全版』が素晴らしかった。
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検閲にも負けず、自身のスタイルを貫くロウ・イエ監督の新作です。とは言ってももっと早く観た人はいたはず。何せフィルメックスのオープニング作品でしたから。ロウ・イエだからすぐに公開されるだろうと思っていたら全く音沙汰なし。やっと観ることが出来て感無量です。
中国ノワールと言えば『薄氷の殺人』ディアオ・イーナンですが、彼の作品に負けない見事なノワールでした。
旧作ではキェシロフスキの「トリコロール三部作」を見始めました。なかなか手を出せなかったのですが、やはり素晴らしかったですね。
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主演のビノシュももちろん名演なのですが、青を基調とした美術、冴え渡った演出が素晴らしい。白の愛、赤の愛も期待。
最近JAIHOではタイホラーがたくさん配信されています。そのうちの一つ、『フォービア2/5つの恐怖』がなかなかでした。
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5話のオムニバス形式で、前作のヒットを上回る大ヒットとなったそうです。前作も観ているのですがどうした!?というくらいクオリティが上がっていて驚きました。タイホラーの奥深さを感じた作品でした。
日本映画では『忍ぶ川』がよかったですね。
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熊井啓の遺作となった作品ですが、一つ一つのカットが神がかり的にいい。何処をとっても画になるんですよね。栗原小巻の清純派としての佇まいもよく、地味な話ではありますが詩情豊かなメロドラマでした。
デヴィッド・リーンの『旅情』も詩情豊かな作品でした。
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『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』と失望させられたことのないデヴィッド・リーン作品。やはりよかった。演出もいいけどなんといっても主演のキャサリン・ヘプバーン!地味ではあるが凄まじい演技です。オスカーとってもよかったんじゃないか?というレベルの名演です。
ということでここまでにしようと思います。
できるだけ更新頻度あげていきたい!
読んでいただきありがとうございました。