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トルコで食べたラム肉料理いろいろ
自宅でのラム肉料理をこのところ立て続けに食べ、立て続けに紹介しました:
いずれも、あまりにカンタン!な工程で作られるので、
「そんなモノ、料理とは言えん!」
とお叱りの向きもあるでしょう。
また、トルコのスーパーでラム肉の種類の多さを写真でお見せしました:
![](https://assets.st-note.com/img/1702883926003-E6DOlrNgco.jpg?width=1200)
そこで、トルコを旅した時に食べたラム肉料理を写真で紹介したいと思います。
まずは、オスマン帝国の古都ブルサの名物料理『イスケンデル・ケバブ』から。
19世紀にイスケンデル・ウスタ(親方)と呼ばれる料理人が考案した、カットしたピタの上にあぶり焼きにしたラム肉を乗せ、トマトソースと溶かしたバターをかけてヨーグルトを添えた料理。
イスタンブールの大学で教鞭をとる友人の案内で、発祥の店に連れて行ってもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1702885602333-YuDHogiFEA.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1702885585149-VvWpZYek2D.jpg?width=1200)
土地の人はもちろん、世界中から観光客が来る超・有名店(なのに中はとても狭い)
![](https://assets.st-note.com/img/1702886360975-JaFpJvGf79.jpg?width=1200)
回転しながら羊肉の塊を炙る、いわゆる『ドネルケバブ』から肉片をそぎ落としていく
![](https://assets.st-note.com/img/1702886476561-GnI7ax8bkb.jpg?width=1200)
肉の下にはピタが切って敷いてあります。
白いのはヨーグルトでさっぱりします。
テーブルで溶かしバターを注ぐのが、この店の流儀!
ワイルドだろ?
イスタンブールの普通のレストランでも『イスケンデル・ケバブ』を注文したことがあります。基本的には同じですが、上記・本店のようなワイルドさには欠けますね。
これは教え子(日本の大学院に留学していたトルコ人女性)が連れて行ってくれた店で注文した:
![](https://assets.st-note.com/img/1702887235713-okLg7XaoDa.jpg?width=1200)
普通の『イスケンデル・ケバブ』
セラミックスの街・エスキシェヒルで別の友人と会った時に行った高級レストランでもそれらしい料理を食べましたが、イメージはかなり違う感じ……。
![](https://assets.st-note.com/img/1702887552509-1bsWYWyTIi.jpg?width=1200)
(たぶん)『イスケンデル・ケバブ』
ラム肉が好きだ、と言ったら、ラムチョップの煮込みも頼んでくれた。この料理は一度挑戦してみたい!
![](https://assets.st-note.com/img/1702887742637-uzO5QQXHz6.jpg?width=1200)
これは柔らかくて美味かった!
一番一般的なのはやはり焼肉(ケバブ)でしょう。
トルコはトマトや野菜が非常に安いので、たいていたっぷりの野菜とピタと一緒にサーブされます。
![](https://assets.st-note.com/img/1702888591869-GUr4EglXGd.jpg?width=1200)
ここにひとりでブラリと行き、ケバブを食べた。
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「ラム肉が足りなかったから……」
と勝手に牛肉と鶏肉を加えられてしまった!
シシケバブにもやはり、挑戦しないと:
![](https://assets.st-note.com/img/1702888252211-pqiES2HZJo.jpg?width=1200)
「ラム肉で間違いないよな」
と何度も念押しした上で頼んだケバブ串の2本セット(28 TL)。
これは美味かった!
いかがでしたか?
ドネルケバブが入手できないので自宅でイスケンデル・ケバブを作ることはできませんが、いつもグリルで焼くばかりのラムチョップは、煮込みにも挑戦してみたいものです。
酒はやはり、フルボディの赤ワインでしょうか。