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子どもを信じる

 それは子どもの実態に合ってる?


なめすぎでは?

 研究授業や指導案協議などでよくあるのが
 「これは難しくないかな?」
 「これは子どもの実態にあってるの?」

 とか。

 子どもたちのレベルに合わせた授業をしましょうね、
 という考え方です。

 分かります。
 もちろん、小学校1年生に高校1年生がする学習をする、それは無理です。
 しかし、少し上のレベルをチャレンジさせること、これはどんどんすべきでは?そう思うときもあります。
 子どもの力をなめすぎでは?と思うこともあります。

大人もびっくり

 なぜか。
 子どもの対応力はすさまじいです。
 子どもは興味を持つものにはとんでもなく好奇心を持ち、集中して取り組みます。
 時に大人がびっくりするようなことを達成することもあります。
 例えば携帯の扱い方。
 我々大人ができないこと、知らないことを子どもはよく知っています。
 例えばゲームの操作。
 大人でも難しそうなゲームをいとも簡単に操作します。

抑制する必要はないのでは?

 だからこそ、我々大人が子どもがしたいこと、できるはずであろうことを、「無理」「できない」「まだ早い」と抑制していてはダメだと思うことがあります。
 もし、それが難しくてできなくても
 「どうしたらできるか」 
 「なんでできなかったのか」
 を考える機会を作ることができ、それが学びにつながる可能性もあります。

まとめ

 だからこそ、習熟度に合わせた、とか、子どものレベルに合わせた、とか、という言葉を聞くたびに、ん-、と思ってしまいます。
 もちろん、レベルが違いすぎることは無理だと思いますが、
 ある程度はチャレンジさせてもよいのではないでしょうか。


以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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