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84 子どもに速読なんていらない、遅読が必要。
子どもは文章が読めない、前回の内容ですが、だからこそ、文字をさらっと拾うだけの速読よりも遅読が大事だと思っています。
はじめまして、先生をしています、旬五郎といいます。
先生1年目の方や、学校の先生を目指す方の支えになればと思い投稿します。
読んでもらえると嬉しいです。
では、始めます。
今回は「遅読」についてです。
そんな言葉はないかもしれません。私が勝手に考えた言葉です。
「遅読」とは、じっくりと、文脈や、前後との関係を見つけながら読む、と勝手に定義付けます。
なぜ速読ではなく、遅読なのか。
それは、子どもたちには文章を読む力がないからです。
本当に読めません。
そんな読めない子どもたちが、さらっと、斜め読みをしているともっと読めなくなるのでは?と危惧しています。
だからこそ、遅くてもよいから、語句と語句の関係を見つけ、文章が伝えたいことは何なのかをじっくりと考えながら読む、そんな時間を大切にしたい。
それがだんだんと読むスピードが上がり、最終的には速読になっていっても問題ない状態になっていく、そんなイメージです。
まずは、「文字の羅列を追う」から「意味を捉える」に変えていく。
それが子どもたちの成長のために、先生がすべきことだと最近思います。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。