Brand Strategy Process (ブランド・ポジショニング) 5/7 Positioning
Brand Strategy Process
(ブランド・ストラテジー・プロセス)
1 : Purpose
2 : Personality
3 : People
4 : Research
5 : Positioning
6 : Planning (Mood)
7 : Design
5 : Positioning ポジショニング
(ブランドポジショニングについて)
ターゲットオーディエンスの明確化
まず、誰に向けられているのかを定義することが重要です。ターゲットオーディエンスのニーズや価値観を定義することで、ブランドコミュニケーションやデザインの方向性を明確いします。
僕がよくやるのは、
縦横に十字のライン引き、
上下:プライス(上にラグジュアリー、下にカジュアルやリーズナブルなど)
左右:クリエイティブティ(右がよりクリエイティブ、左がコンサバティブ)
の2軸で、そのあたりに自分やクライアントのブランドポジションを置きたいかを定義します。コンペティター分析
続いて、競合他社のポジショニングも考え、同じようにプロットしてみます。その後、自社ブランドが、どのくらい競合と被るのか、もしくは、差別化できるかを分析します。これによって、マーケットのトレンドリサーチや客観的な視点を持つことができるます。コアバリューの定義
そして、ブランドの核となる価値を明確にし、カスタマーにとっての独自の価値を示します。タグラインやメッセージの構築につながります。ブランドのパーソナリティとトーン
ブランドの性格やコミュニケーションスタイルを定義し、カスタマーの共感をイメージしブランド像を築きます。高級感が重要であれば、言葉遣いやビジュアルのトーンにもその要素を反映させます。
5. 感情的なつながり
カスタマーが感情的にブランドと繋がるということが、ロングテールな関係を築くカギです。ユーザーが「このブランドだから買いたい」と思えるような体験や価値はあるのか?を考えます。
例えば、「これからのライフスタイルの美しさや豊かなQOLを創造する」というブランドコンセプトと定義すると、ターゲットには未来志向で洗練された美意識を持つ層になるであろうと想定し、ブランドデザインやメッセージでの言葉遣いなど、その価値観を表現し強調するポジショニングが必要不可欠となるでしょう。
ここから先は
「ブランディング・シンキング:論理的思考と感性の融合」
ブランディング(ブランド戦略)とは、未来やマーケティングの視点を加味したビジネス及び経営戦略であり「ロジカルシンキング」と「デザインシンキ…
自分なりの届けたいことを書いていく予定です