ブランディング思考12./インナーブランディング
インナーブランディングについての
相談や仕事の依頼が、最近、とても多い。
ブランディングといえば、アウトプットとしてのコミュニケーションやアイデンティティの整理や構築が通常ではあると思いますが、
そのアウトプットする前に、
自分達のブランドを、どのように考えや思い、魅力などを、伝えていくべきなのか、何を伝えたいのか。まずは、社内やチームで意思統一や浸透させる必要があります。しかしながら、だいたいのクライアントさんはその整理がついていないことが多い。プロジェクトのオリエンを聞いた時に、よく僕が質問するヴィジョンやミッション、ステートメントやターゲット、ペルソナやゴールなど、まとまっていないことが多いです。
よって「まずはインナーの意思統一を行う必要がありませんか?」という話から、ワークスコープが変化し始まることが多いです。V.I.やロゴなどのアウトプットのブランディングを相談されたのですが、その前にインナーブランディングから始めましょう。というプロジェクトの始まりを、最近よく僕がいう言葉の一つです。
では、インナーブランディングとは、どんなことをするにか?を少し書いて行きたいと思います。
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クリエイティブやデザインについて関係する、経営者/デザイナー/ディレクターやマネージャーなどに向けて、ブランディングやデザインを表層的に捉えるのではなく、ビジネス視点や本質的ブランド価値を考え、「クリエイティビティ(感性)」と「論理的思考」の僕なりの考え方を書いていますので、なんらかのヒントになると嬉しいです。
ブランディング・シンキング/川上シュン
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ブランディングとデザインは密接に関連しています。それぞれ異なる役割と範囲を持っていますが、ブランディングがブランドの「本質」や「戦略」を定…
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