薬は症状を抑えるだけ!潰瘍性大腸炎を治すには根本的な栄養を見直せ!
〝栄養を学べば、体の不調を根本から解決に導くことが出来る〟
僕が潰瘍性大腸炎と診断されたのは大学生の時で、それから10年ほどが経過しました。
大学では部活動に専念した4年間でしたが、とある日からいつもと違う水のような下痢が出るようになり、お尻から血が混じった便が出るようになった時は流石におかしいと思い、近くの病院で診察を受けました。
診断後に入院し、絶食で栄養補給は点滴の生活が続き、部活動で鍛えた筋肉は落ちに落ちて、たった2ヶ月で体重が20kg程落ちた時は、ショックを通り越して「こんなにも呆気なく筋肉は無くなるのか…」という虚しさだけが残りました。
退院後は数年に一度、1-2ヶ月間程の再燃期(血が混じった便が出る等の症状が現れる時期)を経て緩解するというのを繰り返している感じです(最近は落ち着いてくれているのか、緩解期が続いています)。
大学卒業後は専門学校に通ったり、就職をして仕事に従事していましたが、この時にも再燃期があり、学校や職場で便意に堪えきれずに漏らしてしまい、インナーをダメにしてしまったことが何度もありました。
僕の症状の出方はまだラッキーな方で、この1-2ヶ月間をなんとか凌げば良いのですが、患者さんの中には学業や仕事に大きな支障が出るくらい大変な思いをされている方もいらっしゃると思います。
潰瘍性大腸炎の患者さんは年々増えてきていて、特に20歳前後の若い人達に多いようですが、その症状は年齢に関わらず辛いものです。
お医者さんから出される薬は新薬の開発により、一昔前よりも良いものになり、治療の選択肢も増えてきています。
ですが、薬は基本的には症状を抑える効果はあるものの、根本的な問題を解決してくれるものではありません。
この記事を書こうとしたのは、僕たち自身が日々の生活の中で出来ることはないか?という思いから作成することを思い立ったというのが経緯です。
〝薬以外にも対処法がある〟
この考え方が出来ることは大きな精神的な支えになり、ストレスで悪化しがちな人にとっては精神的な安定につながります。
この記事はズバリ
〝潰瘍性大腸炎の患者さんが摂って欲しい栄養〟
について重点的にまとめています。
食べると体調が崩れる、だけど崩れた体調を戻したり、それを維持するためには栄養が必要です。食事内容に気を使いがちな病気ですが、その結果〝潰瘍性大腸炎に効果的な栄養〟を摂取できていない可能性もあります。
様々な文献や参考書を見て、実生活に取り入れやすい方法を並べています。
この記事に書かれていることは実際に僕が実践しているもので、これらを実践してから一応症状は3-4年程出ておらず現在に至るまで安定しています。
みなさんの苦しみが少しでも和らいでくれることを願っています。
長年苦しんだ潰瘍性大腸炎を、薬や治療に頼るのではなく、今度は自分の力で対策していきましょう!
①潰瘍性大腸炎の患者さんに少ない善玉菌について
みなさんは善玉菌と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
代表的なものではビフィズス菌や乳酸菌なんかが聞き覚えのあるものかと思います。
その数ある善玉菌の中でも、潰瘍性大腸炎の改善と関係が深い善玉菌が存在します。
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