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意見を言っていい風土をつくるには。
こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」
「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」
と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。
ほぼ毎日noteを書き続けて、今日で922日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,078日。
今日は昨日からのセミナー3連発の中日。しかも、すべて違う毛色の内容ということで相変わらず目まぐるしい一日。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓
さて、本日のテーマは「意見を言っていい風土をつくるには。」です。早速書いていきたいと思います。
意見言ってもいいんですね?
「この会社では、言いたいことを言っていいということが一番驚きました」
これは、私が個人面談を行っている中で、入社1年未満のスタッフから聞いた言葉です。
私にとっては当たり前な
「意見を言う」ということが他の組織では当たり前ではない。
そんな当たり前のことを痛感しました。
確かに、だいぶ忘れてきてしまいましたが、私がサラリーマン時代にも意見をなるべく言わない風潮がありました。
(それでも、お構いなしに意見を言っていた私ですが、、、)
そのスタッフが以前いた組織では、基本的に立場が上の人の言うことに粛々と従うということしかなかったそうです。
なぜなら、絶対的な指揮系統があったためです。
そして、続けてそのスタッフからこう言われたんです。
「どうやったら、こんな雰囲気になったきたんでしょうか?」と。
どうやったら、この風土になってきたのか。
改めて質問を受けて、考えてみました。
結論からお伝えしますと、
意見を言ってもらうこと自体がありがたいという考えがベースにあるから。です。
どんなことでも言う側にはリスクがあります。
なぜなら、それで嫌われてしまったり、変に思われたらマイナスとなってしまうからです。
特に、上司に対して顕著ですよね。
そのため、変なことを言うくらいだったら言わない方がマイナスがないため良いという判断に普通であればなってしまいがちです。
そのリスクを背負ってまで言ってくれたこと。
ここに心からの感謝を伝えるんです。
どんな意見でも否定をせずに、
まず第一声に「勇気を出して伝えてくれたありがとう!!」
と、言ってくれた人に対して伝える。
これがきっかけで意見を言っても良いんだと認識してもらえることが大きいと思います。
逆に意見を言って良いよ、と予め伝えていても、いざ勇気を出して意見を出したら怒られたり否定されたりしたらどう思いますか?
きっと、もう二度と意見なんか出すもんか、と自分だったら感じますよね。
意見が出ることの効果
一方で、出てきた意見を全部採用するかというと、話は別です。
意見を出してもらったら、それに対してその人なりの意見の背景について掘り下げて質問をしていく。
そうすることで、なぜその意見が出たのかをこちらもしっかり認識した上で、意見を取り入れるのか、もしくはこちらの考えを伝えた上で相手に納得をしてもらうのかというステップになります。
でも、意見が出る事で、現状を変えていくきっかけというのを常に得られるメリットがあります。
悪いことを隠蔽したり、逆によく見せようとしたり、そういったことが少なくなるため、組織がフラットでいられるようになる。
そうすると、どんどんと意見も出やすくなっていく。
そんな好循環サイクルになります。
世の中で完璧な人なんていません。
でも、三人寄れば文殊の知恵です。
意見がどんどん出てきた方が結果的に組織もより良い方向に向かうのではないかと私は考えています。
あなたはどうでしょうか?
・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!
まとめ
・言いたいことを言っていい、という風土はまだまだ珍しい。
・その風土を作るには「意見を言ってもらうこと自体がありがたい」という考えをベースに置くこと。
・意見が出る事で、現状を変えていくきっかけというのを常に得られるメリットがある。
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