【おでかけエッセイ】 暑い夏、 人生を変えるお出かけ
今年の夏は長かった。例年よりも早く暑くなって、9月いっぱい、いや、10月に入った今でも夏のように暑い日もあるくらいだから、いつまで夏が続くのやら、と思う。
そして、そんな暑い夏、お天気の良い日々の中、「お出かけしよう!」と言ってくれる人に誘われて、50代二人、いろんなところに出かけてみた。
小田原江之浦測候所
三浦海岸海水浴
隅田川花火大会
鴨川シーワールド
ブルーベリー狩り
山梨勝沼ぶどう狩り&ワイナリー巡り
そのほかに、
映画を観る
謎解き喫茶に行く
ブルーマンのショーを観る
謎解きしながら美術館に行く
ゲキシネを観る(演劇を映像で観る)
岩盤浴にいく
そして、飲み歩きもした。
ある日は、表参道よさこい祭りに行ったあと麻布十番祭り、そして高円寺阿波踊りと1日3カ所のお祭りをハシゴしたこともあった。
こうやって改めてあげてみて、本当にこの夏はよく遊んだと自分のことながら感心してしまう。間違いなく、今までの人生の中で一番密度濃く遊んだ夏。そんな夏を振り返って、印象に残っている場所、出来事もたくさんあるけれど、まずは今一番心から思っていること、
誘われたら、とりあえず一度はその誘いに乗ってみよう!
これを皆さんにお伝えしたい。
もともとお出かけ好きの人であれば、時間を見つけて色々なところに一人で行ったりもするのかもしれない。でも、そうでもない人、出不精とまでもいかないけれど、そんなに積極的ではない場合、暑い夏にわざわざ出かけなくてもいいじゃないかと思ってしまって当たり前。
正直に言えば、私もお休みの日は家でのんびりしていてもいいかな派だった。行ってみたいなと思っても、少し腰が重い感じ。どうしても観たいものがあるとか、かなり強い欲求があれば一人で出かけないわけではないが、そうでもないと部屋で本を読んでいるほうがいいと思ってしまう。
でも、今年の夏はとにかく「お出かけしよう!」と誘われた。
提案された場所や内容に関して、あまりピンとこない、簡単に言えばあまり興味が湧かない場合もあった。
提案内容に興味が湧かないと言って別の内容を私から提案することもできたのかもしれないが、そんなことをしているとなかなか行き先が決まらない。このお出かけ、ほぼ毎週のことだから、とりあえず、いつもの自分の趣味嗜好とは違う場所や過ごし方に関しても、思い切って受け入れてみよう、楽しんでみようと思った。
そして、一緒に行ってみた、やってみた……。
楽しかった!
そして、私からも提案してみた。
以前から行ってみたいと思っていたけれど、ちょっと一人だと腰が重くなった行けなかった場所。やってみたいと思っていたけれど、なんとなく誰も誘えなかったこと。
一緒に行ってみた、やってみた……。
すごく楽しかった!
こうやってお出かけを重ねていったら、だんだんお出かけの内容がバージョンアップしてきた。体験を重ねているうちに、普段の自分とは違う自分がひょっこり顔をだして、感情がたくさん溢れるようになってきた。楽しみ方も、考え方も自由になってきた。
お出かけは間違いなく私の世界を広げてくれた。楽しいことを増やしてくれた。
そして、一緒に体験している人のいろんな面を見ることができた夏だった。
夏が終わり、これから先はどんなお出かけをしようか……。
もっとやったことがないことを体験したいし、もっとチャレンジしたい。楽しいこともたくさん思いつくから、どんどん思いついて、どんどん実行していきたい。
お出かけが私の人生に新しい時間を作り出し、その時間に私はワクワクする。
ただ、やっぱり何より大切なのは、
どこへ行くかではなく、誰と行くか、誰と過ごすか
ということ。
50代二人、私たちなりの感性でこれからもお出かけを楽しみ尽くしたい。
↓ 「どこへ行くかではなく、誰と行くか、誰と過ごすか」について
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