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幸せであるための空間づくりをお手伝いします
はじめまして。
私は建築設計事務所の代表をしております伊藤朱子(いとうしゅこ)と申します。一級建築士事務所として独立して26年になります(2025年2月現在)。
戸建て住宅、集合住宅、高齢者福祉施設、保育園、クリニック、店舗など、専門分野にとらわれず幅広く建築デザインを手掛けてきました。
また、ただ機能を満たす空間ではなく、そして、見た目だけを重視する空間ではなく、その建物を使う方が心地よく過ごせる空間、自然とスムーズに行動ができる空間というような、人の気持ちと行動をデザインの中で考えています。
現在まで多くのお客様と関わり、機能的でデザイン性が高く、その空間で過ごす人の気持ちに寄り添う空間をご提案をしてきました。
そして、日々のデザイン活動の中で、2020年に出会ったのが空間デザイン心理学®︎です。
現在は、どんな機能の建築空間をデザインするにも、お客様の深層のニーズを把握し、空間デザイン心理学®︎に基づく空間づくりに取り組んでいます。
空間デザイン心理学®︎とは
空間デザイン心理学®︎という言葉を聞いたことがありますか?
まだまだ世の中には認知されていない空間デザイン心理学®︎なのですが、私たちが本当に居心地のよいと感じる空間をつくるためにはとても重要な学問です。
空間デザイン心理学
心理学・脳科学・行動学・生態学に基づき、人が空間から受ける影響を解明して、理想の気持ちや行動を自然にうながす空間を研究する学問
人がどれだけ空間から影響を受けているか、考えたことがありますか?
部屋が片付かないのは、あなたがサボり癖があるからではありません。
勉強や仕事に落ち着いて取り組めないのは、あなたが集中力がないからではありません。
家族の間のコミュニケーションがうまくいかないのは、家族の仲が悪くなったからではありません。
「空間の影響によって、自分が思ったように行動できない」
ということもあるのです。
ですから、空間の影響を把握し整えることは、あなたが幸せであるためにとても重要なことなのです。
無理なく片付けられる部屋
仕事や勉強に集中できる空間
家族の会話が弾むリビング etc.
空間デザイン心理学®︎を用いてデザインをすれば、あなたの望む行動ができる空間をつくることが可能です。
深層のニーズを知る大切さ
みなさんは、自分の本当にニーズを知っていますか? 自分が心の奥底で思っているニーズを意識できているでしょうか。
人の意識には「顕在意識」と「潜在意識」があると言われています。「顕在意識」は、表層の意識とも呼ばれるもので自分で把握している意識のことです。「潜在意識」とは、深層の意識であり表層の意識のその下の、自分では認識していない領域になります。
意識全体は海に浮かぶ氷山に喩えられ、「顕在意識」は海の上に出ている見えている部分、「潜在意識」は海の中の見えない部分になります。
この意識の氷山の海の上に見えている部分はわずか5%程度。海の中の見えない部分の方が圧倒的に大きいのです。
意識によって人は行動を起こすわけですから、私たちの行動は「顕在意識」だけではなく、「潜在意識」にも影響を受けていることは間違いありません。
人が意識できているニーズ、欲求は、この「顕在意識」の中にあり、表層のニーズということになります。一方、人が認識できていない深層のニーズは「潜在意識」の中にあります。
表層のニーズ、「顕在意識」だけで行動を起こし、もし深層のニーズを満たすことができていなければどうなるでしょう。
意識の大きな部分である「潜在意識」の中にある深層のニーズを満たせていないということは、本当のニーズを満たせていないことになるのかもしれません。ですから、心から満たされるためには、この深層のニーズを知ることが第一歩になるのです。
深層のニーズを知りたいと思いませんか?
私が学んだヒアリング法 LDNメソッド®︎ を用いると通常は意識されていない深層のニーズを引き出すことができます。
LDNメソッド®︎
対話を通してあなた(クライアント)が本当に望むことを(ニーズ)と実現方法を引き出し、その実現を促進するためのヒアリング法と整理法
表層のニーズは「顕在意識」の中にあり、わかりやすいものですが、深層のニーズは自分では認識していない領域にあります。
何がしたい?
何が欲しい? etc.
と普通に問われても(問うても)、認識していない領域のニーズの答えには辿り着きません。ただ、問うだけで出てきた答えは自分が意識できている表層のニーズなのです。
大切なのは深層のニーズです。
深層のニーズを満たすことこそ、心からの満足を得られることにつながります。
幸せ空間をプロデュース
私は空間デザイン心理学®︎とLDNメソッド®︎を学んだ仲間と一緒に「幸せ空間プロデュースチーム」という名前で活動しています。
オフィスであれば働く人が自分の力を十分に発揮できる空間であること
店舗は商品が魅力的に見えて、気持ちよくお客様が買い物ができること
住まいは家族が安心して自分らしく過ごせること
クリニックは患者さんの不安を和らげ、お医者様が診察に集中できること
etc.
空間はその場所によって役割があります。その役割を果たしつつ、そこで過ごす人たちにとって居心地がよいことが大切です。
居心地よく安心できる空間で毎日を過ごすことができたら、それはとても幸せな毎日になることでしょう。
空間を整えることは、人が幸せであるために必要なことなのです。
私たちは、その人がその人らしく過ごすことができる空間を創っています。それは、人が幸せであるための空間です。
私たちの提案、デザインがみなさんが幸せであることにつながることを信じ、幸せ空間をプロデュースしています。
一般的な提案と幸せ空間プロデュースチームの提案との違い
一般的な提案
素敵なインテリアの写真などを参考に「お客様のご要望」をくみ取り、デザイナーや建築士の経験やセンスで要望を叶える提案をします。
幸せ空間プロデュースチームの提案
お客様の真のニーズ(深層のニーズ)を把握するためのヒアリング(LDNメソッド®︎)を行います。空間デザイン心理学®︎に基づき、空間がお客様に与える影響を解析。ヒアリング結果と合わせて、その人らしく過ごすことができる空間構成を考えます。そして、チームが持つ強みである経験やセンスを活かし、質の高い空間を提案します。
空間とは
私は、空間とは単なる間取りや部屋割りのようなものではなく、「場」や「場所」というもの、人を包んでいるものだと思っています。
空間を構成する要素はいわゆる「モノ」だけではなく、人、光、風など、あらゆるものなのです。
空間は「感じるもの」、「体感するもの」です。
人、もの、光、風 etc.
ありとあらゆる空間の構成要素を整えた時、そこにいる人は居心地良さに包まれることになるでしょう。
私たちは、その場所で過ごすすべての人が幸せであるためのお手伝いをしています。