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空き家の「維持管理」について考える③遠方に家がある場合編
皆さん、こんばんは!
親が長年住んできた実家が「空き家」になってしまった時の
「維持管理」について
①屋外編
②屋内編
③遠方に家がある場合編
④防犯対策編
4回にわたって書いています。
今回は「③遠方に家がある編」を
元不動産屋で、地方に「おひとりさまの母」がいる私が
2~3分程度で読める様に書いていきます。
1.遠方だと維持管理が困ってしまう
実家が空き家になった場合の維持管理は
近所であればなんとかなるかもしれませんが、
遠方にあるととても困ってしまいます。
・遠すぎて月に1回も行く事が出来ない
・台風シーズンは現地確認に何度も行けない
・雪下ろしに何度も行けない
・高齢すぎて現地には行けても何もできない
物件が近くにある場合でも、自分も高齢になって来ると
なかなか作業は出来ないですよね。
2.「維持管理」を誰に任せるかという問題
遠方に物件がある場合、維持管理を誰が行うのか
という問題があります。
パターンは以下の3通りですが、それぞれに
メリット・デメリットがあるので確認しましょう。
①自分で遠方まで行って作業をする
◆メリット
・管理コストを抑える事が出来る
◆デメリット
・体力的に厳しい
・多額の交通費がかかる
・多くの時間を費やする
②親戚や知人に頼んで作業をしてもらう
◆メリット
・管理コストを安く抑える事が出来る
◆デメリット
・もめる事もあり得る
※注意点
・トラブル防止の為に口約束ではなく、
作業回数や報酬額も決め、業務委託契約書を交わす
様にしましょう。
③空き家管理代行サービスに依頼する
◆メリット
・プロに任せるという安心感がある
・緊急対応も可能
◆デメリット
・管理コストが高い
・オプションは別料金がかかる
④「維持管理方法」を選択をする際のポイント
自分で行く時にかかる往復の交通費+労力+時間と
プロに頼む管理費+安心感を比較しましょう。
また、全て代行サービスに頼まずに、
部分的に自分も現地に行って作業をする等の
併用をしていくとコスト削減をする事が可能です。
3.空き家管理代行サービスを選択する場合のチェックポイント
ここでは、空き家管理代行サービスを選択する際の
チェックポイントを見ていきます。
①基本サービスの内容と範囲
依頼すると管理料金の月額相場は5,000~10,000円位が
一般的です。
基本サービスの内容と、ここから先は別料金という範囲
は会社ごとに異なりますので比較をしましょう。
②オプションの内容・金額
植栽剪定や雪かきなど、オプション料金となる場合は、
内容・業務範囲・料金などを各社見積りをとって
比較しましょう。
4.まとめ
・遠方だと維持管理が困ってしまう
・「維持管理」を誰に任せるかという問題
・空き家管理代行サービスを選択する場合のチェックポイント
今回は上記の内容を見てきました。
考え方は人それぞれなのですが、私が頼むとしたら
やはりプロの業者の方が頼みやすいです。
もし、何か起こってもプロだと安心ですし、親戚や知人だと
強く言えないので難しいと思うからです。
時間と安心感を買う様な感じなのでしょうかね…。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!