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知っておきたい!「親と共有しておくべき葬儀のこと」7選

皆さん、こんにちは!

今日は、少し重たいですが、親子で今のうちに話し合っておくべきこと
についてお話をします。

それは、「お葬式についての話し合い」です。

「えっ、まだ元気な親とお葬式の話なんてできないよ!」

そう思った人もいるかもしれませんが、この話し合いはとても大切です。
なぜなら、親御さんの最後の願いを叶えるチャンスだからです。


親と共有しておくべき葬儀のこと

「親と共有しておくべき葬儀のこと」は、大きくわけて7つあります。

1. 葬儀の目的と規模

2. 宗教や菩提寺

3. 葬儀を行う場所

4. 参列して欲しい人

5. 弔辞をお願いしたい人

6. 祭壇の規模と飾りたい花

7. 棺に入れて欲しいものとBGM

結構多いですが、今のうちに聞いておくと後で助かります。

なぜ親と今のうちに話し合っておく必要があるのか?


なぜこれらのことを今のうちに話し合っておく必要があるのでしょうか?

それは、親御さんの「最後の願い」を叶えるためです。

お葬式は、亡くなった人への最後のお別れをする場です。
親御さんの望む形でお見送りをすることができれば、
きっと親御さんも喜んでくれるはずです。

また、事前に話し合っておくことで、いざという時の混乱を
避けることができます。

突然のことで頭が真っ白になってしまっても、
「あ、そういえばこんな話をしていたな」
と思い出せるはずです。


「親と共有しておくべき葬儀のこと」7つの具体例

ここでは、親と共有しておくべき7つのポイントについて、
どんなことを話し合えばいいのかを具体的に見ていきましょう。

1. 葬儀の目的と規模

具体例:
「お母さん、もしものときのお葬式って、どんな感じにしたい?」

こんな風に切り出してみましょう。

例えば、

  • 家族や親しい友人だけで静かに行いたい

  • 感謝を伝えたい人みんなに来てもらいたい

  • 近所の人や仕事関係の人にも来てもらいたい

などの希望があるかもしれません。
子の考えと親の考え方が違っているケースはよくあります。

2. 宗教や菩提寺

具体例:
「うちの宗教って何だっけ?お寺はどこだった?」

こんな基本的なことも、案外知らないものです。
宗教や宗派によって葬儀の形式が違うこともあるので、
確認しておくと安心です。

3. 葬儀を行う場所

具体例:
「お葬式って、どこで行ってもらいたい?」

自宅で行いたいのか、斎場で行いたいのか。
親御さんの希望を聞いておくと、費用の計画も立てやすくなります。

4. 参列して欲しい人

具体例:
「お葬式に来てほしい人って誰かな?連絡先とか教えてもらえる?」

親御さんの大切な人のリストを作っておくと、いざというときに
慌てずに済みます。

今のうちに参列してもらいたい人の名前と連絡先のリストを作って
もらいましょう。

5. 弔辞をお願いしたい人

具体例:
「お葬式で誰かに挨拶してもらいたい人はいる?」

親御さんに弔辞を頼みたい人がいるのであれば、
事前に聞いておくといざという時に頼みやすくなります。

6. 祭壇の規模と飾りたい花

具体例:
「お葬式の飾りって、何か希望ある?好きな花とかある?」

祭壇の大きさや、飾りたい花の希望があれば聞いておきましょう。
そうすれば、親御さんの好みを反映させることができます。
大好きな花に囲まれたいという希望は意外に多いと思いますよ。

7. 棺に入れて欲しいものとBGM

具体例:
「棺に何か入れてもらいたいものはある?好きな音楽はある?」

趣味の発表会で着ていたお気に入りのコスチューム、大切にしていたもの、好きな音楽などがあれば聞いておきましょう。
ただし、火葬できないものもあるので注意が必要です。


親と話し合いを始めるためのちょっとしたコツ

ここまで読んで
「必要なのはわかったけど、どうやって話し始めればいいの?」
と思った人もいるでしょう。
ここでは、話し合いを始めるためのちょっとしたコツをお教えします。

1.タイミングを選ぶ

家族で食事をしているときや、くつろいでいるときなど、
リラックスしている時間を選びましょう。

2. 自然な形で話題を振る

例えば、テレビで葬儀の話題が出たときに
「そういえば、お母さんはどんなお葬式がいいと思う?」
と聞いてみるのもいいですね。

3. 押し付けない

「話したくない」と言われたら、無理に続けないことも大切です。
「また機会があったら教えてね」と伝えておくだけでもOKです。

4. メモを取る

話し合ったことはメモに残しておきましょう。
スマートフォンのメモアプリを使うのも良い方法ですね。

5. 定期的に確認する

1回話し合っただけでなく、時々確認をすることも大切です。
タイミングによって考えが変わることもあるからです。

親御さんと葬儀について話し合うのは、確かに勇気がいること
かもしれません。

でも、これは親御さんへの愛情表現のひとつでもあるのです。

「あなたのことを大切に思っているから、最後まで大切にしたい」
そんな気持ちを込めて、ぜひ話し合ってみてください。

きっと、親御さんの新しい一面を発見できるかもしれません。
そして何より、親御さんとの絆がより深まるはずです。

今日からちょっとずつ、親御さんとの大切な話し合いを始めてみませんか?

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