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いい目標
1か月以上開きました。
今回は、「いい目標」についてです。
かつて、営業の仕事のときは、売上が目標でした。そして、なかなか売上が上がらなくて、いつも、同じところをグルグル回って苦しんでいました。いまでも、その苦しさは思い出されます。
そこから、なにくそ、先輩に追いつくぞ、負けてたまるか、という「勝ち負けパワー」で、新規に連絡したり、先輩が行かなくなった取引先を掘り起こしたりして、売上が上がるようになりました。
そのあとも、「畑中さん、ごめん。今回は注文するものがないわ、、。」と言われて、半年を棒に振ったり、展示会ではずしたりして、何度も苦戦し、そのたびに壁をぶち破ってきて、なんとか、ちゃんとした売上高をキープできるようになって、、、。
だから、診断士として独立したあとも、得意先がなくとも、たぶん、なんとかできるだろうという、なんとなくの根拠のない自信は出来上がっていまして、そして、なぜか、仕事も頂けて、、、今日に至るです。
でも、一方で、ものすごく、世間で成功したというものではありません。
ものすごく世間で成功した人になりたいという願望はありました。
中でも、ソニーの盛田昭夫さんには憧れました。ウォークマンは持っているだけでテンションがあがりましたし、最初に買ったスマホはエクスペディア。パソコンはバイオ。いまでも、Sony、盛田昭夫さんは憧れです。
他にも、たくさんいます。
この人のようになりたいと思う。
でも、その人たちのようになっていないなと思うと凹んだりします。
そういう想いがあったので、他の方々の成功がうらやましく思えて、嫉妬したり、私とは違うんだと自己嫌悪になったり。
でも、ずっとマインドフルネスを勉強し、他の方々の体験を聞いたり、毎日、実践したりしていると、最近は、その憧れの目標自体がまぼろしだったんじゃないかと思うことがよくあります。
本当に自分がそうなりたいのか。
親に褒められたい、、の、ただの延長なのでは。
世間がそう評価するから、、。
世間で成功していると見られたいから、成功している人のようになることが目標になっていることに気がついてしまいました。
実際に、盛田昭夫氏は、世界一の成功者になりたかったというより、自分たちが作ったテープレコーダーをただ単に世界の人々に使ってもらって楽しいと欲しいと思って行動していたんじゃないか。トランジスタラジオもそうですし、ウォークマンもそう。ヒットしたら楽しいし、大好きな井深さんが喜ぶと思ってやってきたんじゃないかと。
でも、私は世間で成功したいという「比較」からスタートしていることに気が付いて、評価されたいがスタートになっていました。
そして、中小企業診断士なので、成功しなければならない、失敗すると恥ずかしいといった、自分の本質とは関係のないところに執着している。
そうすると、それを目標にしていたら、いつまで経っても、漠然とした不安や恐怖が出てくるんだろうと思い至りました。
最近は、評価されることが目標ではなく、本当にやりたいことで、目標を掲げることにしています。
何が本当にいい目標なんだろう。
心から素直に掲げることが出来る目標とはなんだろう。
何に一番の価値を感じているのだろう。
なんでそれを広めていきたいのか。
成功者という位置づけは、結果としてそうなるのはあるが、目標として掲げるものではない。
内側から湧き出るもの。脳幹や感覚から来ているもの。それが本当に楽しい目標だと思います。
比較している心にせき立てられて、忙しい、忙しいといって、必死になって、いつか、忙しいが心に沁みついてしまって、忙しくないと逆に不安になる。
そうではなくて、「やりたい事」がいっぱいあって、活き活きできる目標に変えていきたいものです。
勇気を持って、なかなかやれなかったけど、やりたいこと、やるべきことを見据えて、コツコツやる方が良いということが腑に落ちてくると、道の途中でも、ものすごくマインドフルになれると分かってきました。
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