整体系の動画配信の見方 その3

集客とアクセス数稼ぎの虚構
整体系動画配信の見方 その2で書きましたが、美容や症状等のネタに対して紹介している手技には証拠(エビデンス)も無ければ実績も無い、デタラメ、インチキがとても多く、その動画(特に美容系)をきっかけにマネした視聴者が健康被害も起こっている事も少なくありません。(どんなに頑張ってイジッても鼻は高くなりません)

マウント女子がしているアレ
SNSでネイルの画像をUPしていると見せかけて、そのかたわらに置いてあるハイブランドのカバンを「どーよ」と自慢している画像に対しネット民たちに軽いヒンシュクを買った記憶は新しい所ですが、この整体系の動画配信にも似たような現象が見えたりします。

動画配信している整体師がしているマウント女子的行為
その施術者が喋っていたり、手技を紹介しているふと後ろ側を見ると「お客様の声」と称したアンケート用紙が壁一面に貼られている光景が見て取れます。その壁一面の「お客様の声」を見せる事で『こんなに支持されています』『こんなに結果を出しています』『こんなに好意をもって下さっています』と言う印象を動画でさりげなく見せ、その店の”ブランディング”によって「行ってみようかな」と来店動機を与えている戦略的集客行為をしているに過ぎません。

なので実は動画の内容自体はどうでも良くて、その壁一面だけを見せるために動画を配信しているだけと思われても不思議ではありません。

ブランディングと言う行為
ブランディングとは整体業界で言うと、
独自のブランドを作るために、その施術者に対する信頼や共感を通じてその店の価値向上や他店との差別化などを目指す「マーケティング戦略」の一つです。

技量は4流以下?
彼らは自分がいかにレベルが高いのかをPRしていますが、そんなに技術レベルが高いのであれば、客の紹介が紹介を呼び宣伝する必要性も無くなって予約が取れなくなるはずです。しかし、彼らは数えきれない程のコンテンツをアップしており、もはや「依存している」状態であると考えられます。
その理由とは
・リピート率が恐ろしく低い
・ユーチューバーの収入の方が上がってきた
・違うビジネスも視野に入れている

「違うビジネス」の件に関しては後日書き下ろしてみたいと思うのですが、結局は自己による過大評価(恥ずい)によるハッタリと勢いだけで中身はカラッポの整体師が大半を占めているのです。

つづく

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