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アルコールに負けない!つまみ薬膳

こんにちは~薬学6年生のSHUです
このノートまで来てくれた皆さん、ありがとうございます!

ここ一か月ほどのコロナ騒動があり、リモート飲みの機会なども増えていると思います😀

おうちにいるとついつい飲みすぎてしまいますよね、、

そこで今回はつまみだけでもなんとか薬膳を取り入れていただきたい
ということで、薬膳的にみてこれはいいと思ったメニューを解説するのでぜひ最後まで読んでいってください

アルコールを五行でみると?

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まずはアルコールは体にどのような影響を及ぼすのかを
五行をつかって把握していきます

結論から言うとアルコールは肝と腎を弱らせます🍶

五行については過去ノートを参考にしてください↓

西洋医学的には、
アルコールは肝臓で分解されるので、肝臓が弱るというのは理解できると思います

これを五行で説明すると
アルコールは五味でいうとにあたります
辛の相克(弱らせる相手)は
と対応している臓器=となって肝が弱ると説明できます↓

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また、水分の代謝にかかわっているも弱ります

個人的にはアルコールを飲むとしょっぱいものが欲しくなるという理論はこの腎が弱ることで、鹹が欲しくなるというのにリンクしているのかなと思っています

薬膳的にどんな性質のものをとったらいいの?

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薬膳的には弱ってるものをとるという考えで間違いはないので、
肝や腎を補う食材をとったほうがいいです

具体的には、
・・・あさりやシジミなどの貝類、ニラ、ホウレン草、春菊、セロリ、春菊、イチゴなど
・・・鮭、あじ、エビ、昆布、くるみ、さつまいも、とうもろこし、ブドウなど

また、五味でいうと酸っぱい調理法がいいです(肝にいいとされているので)
具体的には、マリネ、酢の物、レモン和え、梅和え、甘酢あんかけなどなど

レモンサワーや梅酒などは肝が弱い人に最適なお酒といえますね!
先人たちの知恵に感謝😌

ということで、五行に基づいて考えると

①肝や腎を補う食材であること
②酸っぱい調理法であること
③辛い調理法ではないこと(より肝を弱めてしまう)


この三つを満たす、つまみがあればいいということですね!
今回はできるだけ簡単に作れるようなものをピックアップしてみました

①日本酒に合いそうなメニュー

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オクラの梅和え
1.梅1個を包丁でたたく
2.ごま油大さじ1と混ぜる
3.ゆでて1センチに切ったおくら(5~6本)と混ぜる
解説)
オクラねばねばは、ムチンという成分で胃腸の粘膜に潤いを与えてくれます。また、にもいいとされているので、梅の酸味と相まってアルコールに対抗してくれます。


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タコとわかめのポン酢炒め
1.タコ(大半分)はぶつ切り、わかめ(適量)は水にさらして食べやすい大きさに切る、しょうが(ひとかけ)は千切りにして水にさらす
2.フライパンにわかめとしょうが半分をいれて、さっと炒めたらタコとポン酢小さじ2くらいを加え、炒める
3.ごま油をまわしがけ完成
解説)
タコは肝の機能を高めて、動脈硬化予防にも用いられますが、消化が悪いので生姜と一緒に食べることでそこを補ってくれています。わかめは、腎にいいとされ、主な作用としてはむくみや消化不良を改善してくれます。ポン酢炒めにすることで、酸味も入ってバランスの良いつまみです。

②ワインやハイボールなどに合いそうなメニュー

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マッシュルームのオレガノ蒸し
1.マッシュルーム(10個)は半分に切り、ニンニクひとかけはみじん切りにする
2.フライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れ、弱めの中火にかける
3.香りが出たら、マッシュルーム、オレガノ(大さじ1)、白ワイン(大さじ3)、白ワインビネガー(なければ普通のお酢大さじ1)、塩(小さじ半分)を入れてふたをして中火にする
4.煮立ったら弱火にして3分蒸し煮にする
解説)
マッシュルームは、キノコの中でも、腎や肺、胃によいとされていてむくみや便秘、動脈硬化にも効果があるとされています。オレガノは牛至と呼ばれるハーブで、滋養強壮作用もあるといわれています。ビネガー(お酢)の酸味も加わって、腎に働きかけるようなつまみです。見た目はちょっとあれですが、とてもおいしいですよ😅


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まぐろの和風カルパッチョ
1.まぐろを薄くスライスして、皿に並べる
2.オリーブオイル(適量)、レモン汁(適量)、しょうゆ(適量)を回しかける
3.薬味(小葱、青じそ、みょうがなど)をかける
解説)
和風となっていますが、お好きに洋風にしても十分おいしいです。マグロは肝の機能を高めるので、貧血や動脈硬化に効果があります。レモンの酸味と一緒に主に肝に働いてくれるつまみです。

③ビールに合いそうなメニュー

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いわしの味噌煮~梅の酸味とともに~
1.味噌(大さじ2)、だし(400ml)、酒(100ml)、砂糖(小さじ1)、しょうがのみじん切り(小さじ1)を合わせておく
2.フライパンでいわし(4匹)に焼き目をつける
3.1と梅干(3つくらい)を入れて、弱火で落とし蓋をして煮汁が1/4くらいになるまで30分くらい煮る
解説)
イワシは肝、心、脾、腎に良いとされていて、血液サラサラやイライラを鎮めてくれる効果があるとされています。梅と合わせることで、腎にも肝にも効く薬膳です。

他にも
あさりトーチー炒め、サーモンとセロリの二倍酢、ささみ梅海苔和え、わかめとカイワレの梅マヨサラダ、揚げサバとたまねぎのマリネサラダなど挙げるときりがないのでこの辺にしておきます。

意識的に、酸味のあるもの、肝や腎を補うおつまみや食材をとることで不調が出にくい体を作っていきましょう

最後までご覧いただきありがとうございました
皆様が、健康で少しでも長生きできますように😌


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