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映画感想文『イニシエーション・ラブ』いったい誰がその結末を予想できるのかよ!(笑)衝撃のラストに呆然・小説感想文


最初は小説を読んだ。めちゃくちゃ面白かった。これでしばらく乾くるみにはまった。まあ、普通にバブル期の恋愛小説。それでいて普通に面白い。しかし実はそんなもんじゃなかった、この小説の真骨頂は最後の大どんでん返し!!カバーには「最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する」と注意書き。今回の記事は一切ネタバレなしで書きます。まだ小説を読んでない方は是非読んでみてください。衝撃の結末が待ってます。懐かしい昭和の挿入歌のセンスも抜群。細かくてさりげない伏線が張り巡らされててそれがすごく効果発揮します。そして最後はキレイに回収されます。ストーリーに破綻なし。不自然さもなく完璧です。

イニシエーション・ラブ』は、乾くるみによる日本の小説。タロットカードの6番「恋人」を題材としたタロウ・シリーズの一作で、1986年から1987年頃の旧静岡市[注 1]を舞台としている。
内容は恋愛小説だが、本編に仕掛けられているどんでん返しにより一部ではミステリーとも言われており、第58回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補作となったほか、2005年版の本格ミステリ・ベスト10で第6位にランクインしている。2014年3月3日に放送された日本テレビ系バラエティー『しゃべくり007』ではくりぃむしちゅー有田哲平が「最高傑作のミステリー」とコメントし、放送後の1か月で21万部を増刷[1]。2015年1月現在、売上は130万部を超えるミリオンセラーとなっている[2]
カバーには「最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する」と注意書きがあり、「読み終わった後は必ずもう一度読み返したくなる」と銘打たれた作品。また80年代後半の世相や流行を感じさせる描写が多く登場している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/

そして劇場版『イニシエーション・ラブ』を観た。どうせ前田敦子の人気にあやかったアイドル映画だとタカをくくって観た・・・絶対に映像化は無理な話だと。。(小説ならではのトリック)思ってたらヤラレました。こんな完璧に小説をトレースした上に更に高みに挑んでる。まだ映画を観てない方は是非観てみてください。
今ならアマプラで観れます。損はしません。

2015年5月23日公開。監督は堤幸彦が担当。原作と同じく、1980年代後半の旧静岡市東京を舞台に男女の出会いと別れがSide-AとSide-Bという2編に別れた構成となる。主演は松田翔太[4]。また、劇中でオマージュされている1987年TBS系テレビドラマ『男女7人秋物語』以来の共演となる片岡鶴太郎手塚理美が美弥子の両親役で出演する[2]。撮影は原作の舞台となっている静岡市などで行われた。

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あらすじ・ストーリー
1980年代後半の静岡。就職活動中の大学生の鈴木は友人に誘われて行った合コンで歯科助手のマユと出会い、恋に落ちる。時は過ぎ、就職した鈴木は東京の本社へ転勤することになり、マユを静岡に残して上京する。マユに会うために週末ごとに東京と静岡を行き来する鈴木だったが、会社の同僚の美弥子との出会いで心が揺れ動く。

https://moviewalker.jp/mv57021/


今回アマゾンプライムビデオで再鑑賞。とにかく前田敦子がはまり役、松田翔太の演技も良い。当時のカセットになぞってSaidAとSaidBに分かれるストーリーと懐かしい挿入歌。シーンに合わせた楽曲のチョイスが超ハマっててそこのセンスがまた秀逸。観終わった瞬間からもう一度観たくなること請け合いです。それにしても女は怖い。。




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