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厳しくすれば成長できる⁉という勘違い

僕が20代だった頃、それは、今から20年ほど前のこと、

苦行こそが、自己成長や幸せに繋がる!

そう思い込んでいるところがありました。

僕の根底には「人生は修行だ」という考え方があったから、自分の心や体にムチを打つのは当たり前で、むしろ自分を痛めつける方が良いと勘違いをしていました。

自分に優しくするなんて、ありえない!

そんな風に自分を罰していた僕が、クローン病(消化器官の難病)を発症したことをキッカケに心理学を学び、カウンセラーになって、自分に優しくする大切さを痛感し、そこで自分自身が犯してきた間違いに気づく羽目になりました。

そうして、「この在り方を一変したい」と心から思うようになり、必死で変えようとするも、自分に「優しくすること」「甘やかすこと」の違いがわからなくて、それを理解するには時間がかかりました。

苦行と修行は違うのに…

・苦しさに耐えれば良いことがある!
・厳しくあれば成長できる!

僕は苦行によって成長することが多かったから、どんなに苦行と修行が違うことを理解しても、つい困難な方を選ぶことが多くあり、一度身についたクセは、本当に直しづらいことを思い知りました。

しかし、カウンセラーになって、苦行の道を選ばれる沢山のクライアントさんたちを見ていると、

「やっぱり、自分を痛めつける苦行はおかしい!」
「人生は、楽しい方を選んだ方が良い!」

と思いました。

生きていれば、否応なしに、必要な時に苦しみや悲しみがやってきますから、無理やり自分を苦しみに追いやる必要なんてない!

よほどのマゾヒストを除けば、絶対、幸せになる選択をした方がいい!

苦行がなくても成長はできますから!

僕は、自分を痛めつけて、さんざんバカなことをやらないとわかりませんでしたが、「それでも、よく頑張ってきた」と思います。

自分自身に「それでも、よく頑張ってきたね」と言えた瞬間、僕の人生の流れは変わり始めましたし、人は、未熟な自分を抱きしめられた時に、自分を許す愛が、全てを優しく溶かしてくれるんだなって体感しました。

もし、いま、苦行を選んでいる人がいたら、もう卒業していいですよ!

選ぶのは、いつも楽しい方!
あなたの心も体も笑顔になる方です!

この記事を読んでくれているあなたが、笑顔で楽しい日々を過ごせますように祈っています♪

今日も読んでくれて、ありがとうございます。





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神社昌弘|本名
僕はいま、自身が困難から学んだことを、他の人の人生に生かしてもらう活動をしています。よろしければ「サポート」をお願いします。いただいたサポートは、作家としての活動費に使わせていただきます。