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にんじんで免疫力アップ

2020年、新型コロナウイルスがこんなに蔓延するとは誰も思いもしなかったと思います。幸い私の周りで感染した人はいませんが、3月に志村けんさんが亡くなったのには衝撃を受けました。持病がある方、ご年配の方は本当に心配ですよね。
新型コロナウイルスは、発熱やせきなどの呼吸器症状が報告されています。重症化すると肺炎になり、呼吸困難に陥ることもあるようです。
手洗いやマスクなどの予防に加え、毎日の食事でも体を元気にしておけたらよいですよね。
身近な食材で鼻やのどの粘膜を強化できるのが『にんじん』です。生でサラダに、煮物に、炒めものにとキレイなオレンジ色がお料理に彩りも与えてくれます。
『にんじん』にはβ‐カロテンがとても多く含まれています。β‐カロテンは体の中でビタミンAに変換されます。ビタミンAは皮膚や鼻やのどの粘膜を丈夫にしてくれたり、免疫力を強化してくれたりと、コロナに負けない体作りに嬉しい効果がいっぱいです。
このβ‐カロテンを効率よく摂るには炒め物がおすすめです。β‐カロテンは油と一緒に調理すると吸収率がアップするのです。
オイルタイプのドレッシングをかけたサラダもよいかもしれませんね。
基本のフレンチドレッシングを作って、そこに玉ねぎとにんじんのすりおろし(にんじん多め)を加え、お醤油などの調味料で味を調整すると、簡単にんじんドレッシングが出来上がります。オイルと一緒ですから吸収率がアップしますし、にんじん嫌いなお子様も食べられるかと思います。
レタスやキュウリのサラダににんじんドレッシングをかけると、緑にオレンジ色が映えて目も喜びます。
ちなみに、にんじんの葉も食べられます。てんぷらやおひたしにしても美味しくいただけます。栄養も豊富で、β‐カロテンはもちろん、ビタミンE、Kや女性に嬉しい葉酸も含まれていいます。
最近ではスーパーでも葉付きにんじんを見かけるようになりました。ぜひ一度、夕食の一品に加えてみてくださいね。
他にも、今が旬のモロヘイヤ、明日葉、かぼちゃ、にら、大葉などにもβ‐カロテンが豊富に含まれています。これらのお野菜たちも毎日のお食事に取り入れて、美味しく元気な体作りが出来たらいいですね。