ライフワークともいえる飲食に関わり続けたい。転職を決めたのは飲食愛と、「多方面にアライアンスを固める戦略性」だった。
飲食店を訪れることが最大の趣味である田端さんは、「大好きな飲食業界を応援したいから、この仕事をしている」と語ります。
SelfUをオンリーワンのサービスに育てたいと目を輝かせる田端さんに、Showcase Gigへ転職を決めた理由と将来の野望を聞きました。
入社の決め手は、「根拠ある」事業成長ストーリー
ーー田端さんは前職も、飲食に関わる仕事だったんですよね?
そうです。新卒で人材派遣会社の営業を2年経験した後、飲食店巡りが好きだったことから、飲食に関わる仕事がしたいとプリペイドサービスを提供する前職に入社しました。
前職では念願叶って飲食店担当に。好きな業界なので新規開拓も楽しかったですし、充実した8年間でしたね。
けれど次第に、新しいことへ挑戦したくなってきて。
入社したときに掲げた「飲食店を応援する仕組みを売る」「所属先での上場を経験する」「自分が取引すると決めた全ての企業と契約する」という3つの目標も達成できたので、次に進みたくなったんです。
たとえばプリペイドカードの履歴を元に、お客さんがまた来店してくれるような仕組みを作れないかと考えるようになりました。ただ、前職の事業・体制だとそれはできず。
時代的には確実に、物理的なカードからアプリなどのデジタルに移行する流れがありましたが、当時のその会社はまだ対応できていなかったんですね。
そういうタイミングもあって、何となく軽い気持ちで転職サイトに登録。まあ仕事に不満があったわけではなかったので、登録したこと自体忘れていたのですが(笑)。
けれど半年後にふと思い出して覗いてみたら、Showcase Gigからスカウトが届いていました。
ーーShowcase Gigに入社を決めた理由は何ですか?
理由はいくつかあって、Showcase Gigのサービスは以前から知っていて、面白いと思っていたんです。たまたま展示会で見かけて「こんな仕組みがあるのか」と驚きましたね。
多くの人が喜ぶサービスだと思いましたし、近い将来、このサービスが当たり前になるだろうと確信しました。
入社した1番の決め手は、事業成長のための材料が揃っていたこと。
私が入社したのは2018年3月で、これからSelfUを売り出そうというタイミング。なのにPOSレジを販売するレジ業界大手の東芝テックや、決済サービスで知られる三井住友カードとすでに提携を済ませていたんですよ。
マーケットが広がったときにShowcase Gigが選ばれる布陣が固められていると感じました。
またShowcase Gigの場合、クライアントを飲食店に絞っているので、有無を言わさず大好きな飲食業界と仕事ができるのもいいなと思った理由の1つです。
SelfUは飲食店をあるべき姿に戻すサービス
ーー現在の仕事内容を教えてください。
私が所属しているのは、パートナーグロース部ビジネスデザイングループ。ミッションは、パートナー企業からのご紹介と導入数を増やすことです。
私は、中規模以上のチェーン店をメインで担当しています。
たとえば、POSレジを販売する東芝テック社がPOSレジを導入する際、当社がお役に立てる部分があればご紹介いただきます。その後、ヒアリングや導入のご提案をし、契約後はカスタマーサクセスを担うチームに引き継ぎます。
提案をするときに意識しているのは、どうすればクライアントの役に立てるかということです。クライアントは、初めてモバイルオーダーの導入を検討する方がほとんどなので、どういう機能でどんな課題を解決できるのか、あまりイメージできていません。
なのでクライアント自身も気付いていない課題を見つけ、当社のサービスをどう活用すればその課題を解決できるかを提案しています。
導入後、そのお店に食事に行き「いい仕組みだね」「楽になりました」など言っていただけると本当に嬉しくなりますね。「これで新たな挑戦ができる」と言ってもらえたときは、飲食店の新たな可能性に繋がったと大きなやりがいを感じました。
ーーSelfUは、飲食店のオーダーを単に代替するサービスではないということですね。
そうです。もちろんオーダー部分のご要望は大きいです。
いまはコロナ禍の影響もあり少ない人数で回している飲食店が多いですから、3人でやっていた業務を1〜2人ですると手が足りなくなる。結果、注文の取りこぼしや料理提供の遅さにより、満足度が下がってしまうこともあります。
SelfUを導入するとオーダー部分を任せられるので、店内スタッフが少ないままサービスの品質を保てますし、売上増加にも繋がるんです。
けれどSelfUの本質はそこではないと思っています。
私にとってSelfUなどのモバイルオーダーシステムは、「飲食店が掲げているミッションを実現するためのもの」だと考えています。
コロナ禍以前、飲食店は「お客さんに喜んで帰っていただく」「気持ちのいい接客をする」など熱い想いを掲げていました。けれど、いろいろな理由でその実現がより難しくなっています。
その想いを実現するためにSelfUを活用してもらうのが理想です。
いまはみなさん売上を元に戻す、お店を潰さないことに懸命になっています。その先で本来のお店の姿を取り戻せるよう、デジタルの力でサポートしていきたいですね。
モバイルオーダーを「当たり前」に
ーー今後、どのようなサービスを展開できたらいいとお考えですか?
SelfUはオーダーの手間を減らす効果があると同時に、どんなお客さんがどういうオーダーをしたかデータを集められるツールでもあるんですね。
つまりそのデータを使えば、お客さんのニーズに合わせたメニュー開発や全く新しいスタイルのお店作りもできるんです。そのため次のステップでは、集まったデータを元に新規の売上を作っていくところまでお手伝いしたいと考えています。
現在、社内でシステムを構築しているので、2021年早々にはスタートできると思います。
注文管理からマーケティングまで一貫してサポートできるようになると考えるとワクワクしますね。クライアントごとに一番効果が出る使用方法をご案内できるよう、いまから市場調査など準備していくつもりです。
そのとき助けてくれるのが、当社に集まっている飲食における各分野のスペシャリストと、いま導入いただいているクライアントの生の声。全ての情報を吸い上げて有効活用し、より良いオンリーワンのサービスに育てていきたいですね。
そしてモバイルオーダーシステムが「当たり前」になり、導入していない店の方が珍しくなったとき、「僕が日本で一番多くの店に導入したんですよ」と言えたら格好良くないですか(笑)?
そんな日が訪れることを楽しみに日々、ひたむきに取り組んでいます。
ーー田端さん、ありがとうございました!
Showcase Gigでは新しい仲間を募集しています!
少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ下記よりエントリーください。
また、これから定期的に更新しますので、こちらのマガジンをフォローいただけると嬉しいです!
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