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寝床で読む攻略本が、僕の読書だった。

小さいころTVゲームは、
やりたくてもできなかった。
僕は自分の部屋がなかったんだよね。
居間でしかゲームができない。

それに、僕がゲームをやっていると
親はいい顔をしない。
僕は人の目をとても気にする。
どっぷり夢中になることが
できなかった。

やりたくてもゲームが
できなかった。だから僕は
寝床で攻略本を読んでいた。

攻略本を読むことが、
僕の読書だった。

明日はこれをやろう。
この洞窟に行こう。
ゲームのプランを立てていた。

今はもうネットで
調べられる時代だから
攻略本が不要になってきて
しまったけど。

たまにBOOKOFFで
自分が愛読していた
攻略本を見かける。

なつかしい。

つい立ち読みしてしまう。
なぜか当時のことを思い出す。

ネットでは味わえないことだと思う。

本は、なぜか自分を
思い出すことができる。

理屈はわからないけど、

本が好きな理由の一つが、
読むと思い出すからだろうね。

しょーいち


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しょーいち
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