地方観光地が注目すべきベビーシッターサービス〜パワーカップルを狙った新需要を取り込め〜
地方のまあまあな観光地にいっても日本では、シッター派遣とかのサービスが全くないんですね。ちょうど今度とある日本有数の温泉街がある近くにある「目的地になるレストラン」の調査に行くのですが、友人ファミリーが子供を預けていこうかと思ったら、なんと全くそういうサービスがなかったのです。全くもってナンセンス。観光振興とか言いながら爺さん婆さん市場しかみてないのー?! と驚くばかりです。
これは地方にとっては実はとんでもない機会損失だと思います。サービスの必要性と、対象とする子育て期の富裕層、さらにパワーカップル世帯数をターゲットにしたサービスがあまりに地方では不足しています。DMOとかも大企業すら社内制度整備がなかなか進まぬワーケーションとか、いつ戻るかもはや分からないインバウンドよりも、国内市場の掘り下げをすべきと思うところです。
富裕層観光だー、とかいいながら、正直なところパワーカップル世帯にすら「イマイチ」と思われている段階で世界から富裕層を呼び込むなんてことは不可能なのです。以前も書いたのですが、日本は国内でテストマーケティングがいくらでもできる富裕層者数の国なのですから、まずは国内観光で鍛えましょうということです。
○ そもそもシッターサービス、スクーリングが少ない日本の観光地
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