マガジンのカバー画像

テキストマガジン「狂犬の本音」

(ご案内)本マガジンはメンバーシップ版「狂犬の本音BASIC」に引っ越しました。以下のURLからメンバーシップ「狂犬の本音」をお申し込みください。「狂犬の本音+」のほうがエリアイ…
本マガジン購読ユーザーは、その月分からのテキストコンテンツにアクセスできます。個別にコンテンツ購入…
¥1,000 / 月
運営しているクリエイター

記事一覧

あえて大学進学率を下げて、高校から自由に働ける社会に変えよう

高校無償化、大学まで無償化なんて話まで出てくる昨今ですが、すでに大学進学率のこれ以上の改善は社会にとってプラスはなく、進学者にとっての収益率が低下しているというお話まであります。 既に「大学進学」がすべての人にとっても、社会全体にとってももはや正義にならなくなっているというリアルがほぼ共有されていないなと思っています。飯田さんのnoteで様々に切り込まれているので、必読です。 そもそもとして教育関係の考えや議論は自分の体験をもとに皆が語ります。しかしながら親の意見などはも

食あたりになりました。皆様、お気をつけください。(2025/2/19 #1572)

メンバーシップに加入すると全編(05:59)を視聴することができます。

放置と保身が生み出す、究極の自己責任論

昨日、とある学校で話をした際に、私の前の方が話をしてる時からヘラヘラ、クスクス笑っている奴らがいたのでその場で強烈に問題を指摘し、それでも舐めた態度だったので、今すぐ出ていけと教室から追い出しました。高校2年はもう大人です。大人として自分がどう時間を使うのかは自由。嫌なら最初から授業なんぞ出ずに遊んでいればいいのです。その勇気もなく、適当にヘラヘラやって、他の生徒の邪魔になってること、話す側の集中力すら削いでる自覚がないこと含めて迷惑であることをガツンと指摘しました。その時に

日本国民「総」確定申告のすゝめ【1/2】節税のみならず、ジブン経済の健康診断になる!(2025/2/17 #1570)

メンバーシップに加入すると全編(18:04)を視聴することができます。

未だ自治体に蔓延る「紙様」を信仰するパピルス教団を破壊する方法

地方自治体に行くと、いまだに紙文化が根強く残っている場面に出くわす。先日もとある自治体の会議に出席したところ、紙での資料配布、新たな授業においても、紙の管理についての議論などが始まり、頭を抱えました。さらに管理職も誰1人としてラップトップパソコン等持ってきておらず、紙でメモを書くと言う始末。そのメモの内容は、自分とこの課員や部員に説明すると言うつもりは全くなさそう。 このように令和になっても昭和と変わらず会議のたびに膨大な紙資料が配られ、業務用の書類もすべて紙という大問題に

¥700

金が出れば知恵が引っ込むことを忘れるな!!

お金があると、人は考えなくなるんですよね。 問題が起きても金を出せば解決すると錯覚し、既存の商品やサービスに頼るばかりで知恵を使わなくなるわけです。予算があればーーーとかいっているふざけたやつは金があっても大したことはしないのです。 一方、お金がなければ買えないからこそ、「どうすればできるか?」「どう工夫すればいいか?」と頭を使い、新しい発想や創造が生まれていきます。だからこそ、制約のある環境では本質的な課題解決能力が磨かれ、結果として大きな成果が生まれるのです。 戦後

不義理をしない仕事【1/2】安易に「できます」という人が危険な理由(2025/2/14 #1566)

メンバーシップに加入すると全編(20:49)を視聴することができます。

公開資料でわかる、地方創生予算の驚愕の消化率

地方創生関連で日経新聞が予算消化について踏み込んだ連載がおこなわれています。地方創生2.0で予算増額という流れとなっていますが、実はすでに地方はお腹いっぱいというか、予算活用は限界を迎えていると言えます。すでにお金よりも人のほうが不足しているのです。 金が来ても人がいない。むしろ予算とるのに競争したり、計画立てたり、執行して報告して監査を受けるキャパシティがないというのがリアルです。 日経は独自調査でテレワークという一部予算の消化率について記事にまとめていますが、私のほう

解けない「悩み」の思考の構造【1/2】解決できない矛盾を俯瞰する技術(2025/2/12 #1564)

メンバーシップに加入すると全編(16:32)を視聴することができます。

オーガニック論争における、負担と受益

品川区の給食食材のオーガニック食品調達に端を発して、盛り上がっていますね。この手の話はもう70年代の団塊世代たちによる団塊ジュニア子育て時代に「食の安全」という議論が巻き起こり、美味しんぼなどの漫画でも度々取り上げられて変な刷り込みを我々は受けているなと思っています。 ただこの手の問題については、消費者目線しかないものも多く、はたまた全体最適の視点が見落とされていることも多いな、と。食品というものは当然人間で食べない人はいないので盛り上がるテーマなのですが、もう少し生産者目

負担削減の王道を意識しよう!【1/2】本丸は小さな政府と負担削減の合せ技(2025/2/10 #1562)

メンバーシップに加入すると全編(21:15)を視聴することができます。

大間違いを犯さない会議【1/2】集団浅慮に陥る会議形式をやっていないか(2025/2/7 #1557)

メンバーシップに加入すると全編(19:51)を視聴することができます。

都市再生の25年と失われる街の個性――高層と低層の共存を実現するエリアマネジメントが急務

先日、新宿の老舗ロシア料理店「スンガリー」の本店に行ってきました。素敵な内装のお店で、店主である加藤暁子さんともご一緒できて楽しい時間でした。 加藤さんはnoteもされていますのでぜひどうぞ。暁子さんのお母様の姉妹に当たる方が歌手の加藤登紀子さん。お母様たちは幼少期に満州で生活されていて、夏になると避暑地であるスンガリー川(アムール川の支流)に行っていたという思い出の中から店名もつけられているとのこと。 さて、そんな会話の中で、新宿や神宮外苑など周辺の再開発や家賃高騰に伴

¥500

「資金繰り」を無視する賃上げ要請と地域企業が打つべき対策

近年、日本政府は企業に対して賃上げを強く促しています。物価高に対応するためにも賃上げが求められるのは当然の流れです。しかし、この「賃上げしろ!」という単純なスローガンの裏には、企業経営のリアルな資金繰りの問題がほとんど考慮されていません。 会社員公務員が9割を占める日本社会において、ほとんどの人は資金繰りと言われてもピンときません。というのも、人々の生活は給料をまずもらって、その給料の中で生活をするという収支の合わせ方をしているからです。しかしながら、企業経営は順序が異なり