HSS型HSPの人に特に自己理解が重要なワケ-ニトリの浴室マグネットから自己理解の重要性を考える-
1. あらすじ
はじめまして。
HSS型HSPの気質を持ち、大手SIer勤務、現在30代中盤でプロジェクトマネージャをしているShotaと申します。
今回はニトリの浴室マグネットでお風呂場の問題を2年間放置したことに気付いた話を元に、HSS型HSPの人にとっていかに自己理解が重要かを書いてみたいと思います。
本記事が生きずらさを抱えるHSS型HSPの方のヒントになれば幸いです。
少しでも参考になった、ためになったという方は「スキ」やコメント、フォローをよろしくお願いします。記事作成の励みになります。
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2. ニトリの浴室マグネットでお風呂場の問題を2年間放置したことに気付いた話
我が家のお風呂場には、元々シャンプーやリンスなど、洗面用品を置くための小さな収納棚がありました。
この収納棚、お風呂場の天井と床を突っ張り棒で固定するタイプでその棒に収納用のケースを接続するタイプのものでした。
この棚、棒に赤カビが生えやすいのと、サイズが幅を取っておりお風呂場が少し窮屈になっていたのですが、使い始めてから2年間特に何か対策を講じることなく今まで来ていました。
先日妻がニトリで浴室マグネットというものを見つけて来て、これはお風呂場の壁にマグネットで棚を固定する商品なのですが、カビの生えやすさとスペースの問題が一気に解決してしまいました。
今までの掃除の辛さ、体の洗いにくさは何だったのか、、という経験をしました。
3. ニトリの浴室マグネットから見る問題発見のヒント
ニトリの浴室マグネットの件を元に妻はなぜこの問題が解決できて、私はできなかったのかを分解して考えてみました。
問題解決力の有無とすると、問題解決力は以下のように分解できます。
<問題解決力の一次分解式>
・問題発見力
×
・知識
つまり、妻は掃除がしずらく、窮屈だという問題に気が付いて(問題発見力)、かつニトリにいい商品があるのを知っていた(知識)ので、この問題を解決できたのだと思います。
さらに問題解決力を分解すると、以下のようになります。
<問題解決力の二次分解式>
・問題発見力(理想と現実のギャップを把握する力)
・理想=理想定義力
×
・現実=観察力
・知識
・本
・動画
・TV
...
上の式で特に重要だと思うのは問題を発見するためには「理想定義力」が必要であるという点です。
今回私にはここが欠けていたと思っています。
お風呂場は「きれいで」「窮屈ではない」こと、ここを意識していれば、問題を意識することができて、あとは解決のための知識を仕入れる、というアクションにつなげられたのではないかと思いました。
4. 自己理解の重要性
今回はお風呂場の掃除のしにくさや体の洗いにくさなど小さな話でしたが、これはHSS型HSPの方の以下のような問題にもつながる話なのではと思いました。
<HSS型HSPの方が陥りがちな問題>
・他人の感情に振り回されがち
・自分が後回しになりがち
上記のような状況に陥った時、実は自分自身で何が問題なのかが理解できていない、言語化できないということが多いのではないかと自身の経験を振り返ってみて思います。
なぜ問題が認識できないのか、というとそれは自分がどうありたいのか、どうしたいのか=理想定義、が定まっていないからなのではないかと思います。
つまり、理想が無いから、あるいは曖昧だから、理想と現実のギャップである問題に気付けない。
したがって特に他人の感情に左右されがちなHSPの方がまずすべきは、「自己理解」、特に自分がどうありたいのか、どうしたいのかを言語化してみることだと思いました。
私自身、言語化してみることで振り回されることが少し減った気がしています。
本記事が生きずらさを抱えるHSS型HSPの方に少しでもお役に立てれば幸いです。
最後まで本記事をご覧いただき、ありがとうございました。