サウナって結局いつ出ればいいの?

「サウナ・水風呂・外気浴っていつ出ればいいの?」

サウナ好きには気になる問題ですし、よく聞かれることがあると思います。サウナは5〜15分、水風呂は1〜2分、外気浴は5〜10分と書籍や参考にするサイトによって目安の時間が異なります。

考えてみれば目安の時間が異なるのは当たり前ですね。

血圧の高さ・年齢といった個人の属性、サウナ室の温度・種類といったサウナの属性、体調や座る場所といった当日の環境といった様々な要素が絡み合い効果的な時間が定まります。
目安の時間は所詮目安に過ぎず、本質的なものではありません。私自身サウナに入る時は、時間も気にしていますが、それ以上に自分の体で確認するように心がけています。

本Noteではそういった時間以外で考えるサウナを出るタイミングについて
考えていきたいと思います。

サウナを出るタイミング

健康の観点から考えた時、サウナの効能は体が温まる温熱効果にあります。
その温熱効果の恩恵を受けているか確認できているか確認できる部位は
背中の真ん中あたりになります。

サウナには自律神経の活発化やHSPの増加など様々な効果がありますが
要は、体が温まっていることが大事です。ただ手や顔はサウナにいると当然熱いです。手や顔といった皮膚表面の温度が顕著に出やすい部分が熱くても体が温まっている判定にはなりません。
そういった深部体温を測る方法はいくつかありますが、サウナで簡易的に深部体温を測るのに適している部分は体幹部になります。
体幹部は熱伝導率が小さく、環境の変化を受けづらい部位になるからです。
胸でもいいですが、ヒーターが当たる体の前面の皮膚体温は高くなっており、深部体温と異なる可能性が高く、背中の真ん中あたりが最も適しています。

ただ無理をしないように気をつけてください。
背中が熱くないからといって我慢することはストレスの増加に繋がってしまいます。

水風呂を出るタイミング

水風呂を出るタイミングは1〜2分と言われています。
水風呂はあまり時間に変化はないので正直時間で出るタイミングを決めてしまっていいと思います。

強いて言うならば、体内の血液が一巡するのが1分ほどで血液が一巡すると皮膚表面の温度が大幅に下がります。深部体温はそこまで下がりません。
従って、血液が一巡して皮膚表面の温度が下がったタイミングで出るのが効果的です。
測定方法は息を吐いてみることです。冬に感じる白い息の感覚、気道がスースーするのを感じたらそれは気道の表面と深部体温が異なっていることを示しています。

水風呂も入りすぎると低体温症になる恐れがあります。
羽衣があるから大丈夫と我慢するのは辞めておきましょう。

外気浴を辞めるタイミング

外気浴の効能は副交感神経が活発になるのに伴うトランス状態にあります。
つまりトランスがなくなるタイミングがちょうど外気浴を辞めるタイミングに当たります。
これを時間以外で測る方法は感覚です。

外気浴を経験したことがある方なら判るかと思いますが、トランスが徐々に薄れもういいかなと感じることがあるかと思います。
この時に外気浴を辞め、もう1セット始めるのがいいかと思います。
(体温や部位で確かめる方法があったら教えてください・・・)

ここも風邪をひかないように体を拭いてから臨み、長い時間居過ぎないように気をつけましょう。


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