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【読書】俺たちの箱根駅伝 上・下

逆境を、超えてゆけ!

こんにちは。
しょっぴーです。
今日は『俺たちの箱根駅伝 上・下
こちらの二冊を紹介。


○池井戸潤作品の魅力を5つのワードで例えるなら

まず、本の紹介に入る前に、過去の作品も読んで
私が率直に感じた「ここが凄いよ!池井戸潤」5選を紹介

① 登場人物が多い
② 登場人物が属している、団体が多い
③ ①、②それぞれにドラマがあり、絶妙に絡み合う
④  ラストはスカッとしたエンディングを迎える
⑤ 私のような初心者でも、無理なく読める長編小説である

I(アイ)メッセージを伝える事の大切さ
主人公の青葉隼人は、自チームの大学の同期や、箱根駅伝本選を走る学生連合の
仲間達と、ぶつかり、困難な状況に直面します。
それでも、箱根駅伝本選で自分達のベストを尽くす事を目標に、
自分の意見や思いをI(アイ)メッセージ として仲間に伝えます。
信念を曲げずに、それぞれの登場人物達と向き合い、逆境を乗り越えながら
1つのチーム(仲間)になっていく”それ”が描かれています。

全ての育成のポイントは、自主性の尊重である
青葉隼人の大学、学生連合の新監督として就任した甲斐真人。
彼は大企業での社会人経験もあり、青葉隼人の大学OBで、箱根駅伝を
走った経験もある、TOPランナーだ。
その甲斐は、一流たる才能と尺度を備え、選手一人一人の個性や
ランナーとしての癖などを見抜き、的確にかつ選手が自信を持って
走れるよう声掛け
をしていく。
選手のメンタルを整えられるよう、サポートする事が指導者として
は大切な事なんですね。
その姿はまさに、現代のあらゆる分野での、理想の育成像ではないでしょうか。

魂の継走
下巻は、まさに胸熱く感動を与えてくれる
学生達の魂の継走が描かれています。
上述の、「ここが凄いよ5選」で紹介した
④ラストはスカッとしたエンディングを迎える
の通り、心晴れやかに読み終える事ができました。

池井戸潤さんが好きな人も、まだ読んだ事がない人も
全員が胸熱く、感動を覚えること間違いなし。

是非読んでみてください!

それでは、また!

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